summaryrefslogtreecommitdiff
path: root/doc
diff options
context:
space:
mode:
authorWichert Akkerman <wakkerma@debian.org>2002-02-02 16:24:56 +0000
committerWichert Akkerman <wakkerma@debian.org>2002-02-02 16:24:56 +0000
commit73292525fbe8061c8cf763dc1350947c81c2ae39 (patch)
tree08bbb7b765d05d6ac6997097c24f6454cd03c46a /doc
parentdcd6c20685102e3f331ebb131b0ba583f87b86ca (diff)
downloaddpkg-73292525fbe8061c8cf763dc1350947c81c2ae39.tar.gz
Remove Japanese manpages which are in man/ now
Diffstat (limited to 'doc')
-rw-r--r--doc/Makefile.in2
-rw-r--r--doc/ja/.cvsignore1
-rw-r--r--doc/ja/822-date.133
-rw-r--r--doc/ja/Makefile.in47
-rw-r--r--doc/ja/cleanup-info.854
-rw-r--r--doc/ja/deb-control.5205
-rw-r--r--doc/ja/deb-old.559
-rw-r--r--doc/ja/deb.587
-rw-r--r--doc/ja/dpkg-checkbuilddeps.129
-rw-r--r--doc/ja/dpkg-deb.1287
-rw-r--r--doc/ja/dpkg-divert.893
-rw-r--r--doc/ja/dpkg-name.1106
-rw-r--r--doc/ja/dpkg-scanpackages.8114
-rw-r--r--doc/ja/dpkg-scansources.8200
-rw-r--r--doc/ja/dpkg-statoverride.8139
-rw-r--r--doc/ja/dpkg.8627
-rw-r--r--doc/ja/dselect.8171
-rw-r--r--doc/ja/install-info.8492
-rw-r--r--doc/ja/md5sum.186
-rw-r--r--doc/ja/start-stop-daemon.8249
-rw-r--r--doc/ja/update-alternatives.8352
21 files changed, 1 insertions, 3432 deletions
diff --git a/doc/Makefile.in b/doc/Makefile.in
index f1fe74682..03632f2e5 100644
--- a/doc/Makefile.in
+++ b/doc/Makefile.in
@@ -2,7 +2,7 @@ VPATH = @srcdir@
srcdir = @srcdir@
top_srcdir = @top_srcdir@
-SUBDIRS = ja ru sv
+SUBDIRS = ru sv
include ../Makefile.conf
diff --git a/doc/ja/.cvsignore b/doc/ja/.cvsignore
deleted file mode 100644
index f3c7a7c5d..000000000
--- a/doc/ja/.cvsignore
+++ /dev/null
@@ -1 +0,0 @@
-Makefile
diff --git a/doc/ja/822-date.1 b/doc/ja/822-date.1
deleted file mode 100644
index 1988508f3..000000000
--- a/doc/ja/822-date.1
+++ /dev/null
@@ -1,33 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\" Authors: Ian Jackson
-.\" original cvs revision: 1.2
-.TH 822\-DATE 1 "14th August 1996" "Debian Project" "dpkg utilities"
-.SH 名前
-822\-date \- RFC822フォーマットの日付と時間の印字
-.SH 書式
-.B 822\-date
-.SH 説明
-.B 822\-date
-は RFC822 に説明されているフォーマット、RFC1123 で推奨されている数字に
-よるタイムゾーンオフセットを使って現在の日付と時間を表示します。
-.SH オプション
-.B 822\-date
-には引数、オプションはありません。
-.SH バグ
-この機能は実際には
-.BR date (1)
-の一部であるべきです。
-.SH 関連項目
-.I ARPAインターネットテキストメッセージのフォーマットの標準 (Standard for the Format of ARPA Internet Text Messages)
-(RFC822),
-.br
-.I インターネットホストへの要求事項 -- アプリケーションとサポート (Requirements for Internet Hosts -- Application and Support)
-(RFC1123) 5.2.14 節,
-.br
-.BR date (1)
-.SH 著者
-.B 822\-date
-と このマニュアルページは Ian Jackson によってかかれ、彼によって
-public domain なものとしてここに含まれています。
-.SH 翻訳者
-石川睦 <ishikawa@linux.or.jp>
diff --git a/doc/ja/Makefile.in b/doc/ja/Makefile.in
deleted file mode 100644
index bff52be37..000000000
--- a/doc/ja/Makefile.in
+++ /dev/null
@@ -1,47 +0,0 @@
-VPATH = @srcdir@
-srcdir = @srcdir@
-top_srcdir = @top_srcdir@
-
-include ../../Makefile.conf
-
-jaman1dir = $(subst $(mandir),$(mandir)/ja,$(man1dir))
-jaman5dir = $(subst $(mandir),$(mandir)/ja,$(man5dir))
-jaman8dir = $(subst $(mandir),$(mandir)/ja,$(man8dir))
-
-MAN1PAGES = dpkg-deb.1 md5sum.1 822-date.1 dpkg-name.1 \
- dpkg-checkbuilddeps.1
-MAN5PAGES = deb-old.5 deb.5 deb-control.5
-MAN8PAGES = dpkg.8 dselect.8 install-info.8 start-stop-daemon.8 \
- update-alternatives.8 cleanup-info.8 dpkg-divert.8 \
- dpkg-scanpackages.8 dpkg-scansources.8 \
-
-all:
-
-clean:
-
-distclean: clean
- rm -f Makefile
-
-install: install-doc
-
-install-program:
-
-install-doc:
- $(mkinstalldirs) $(DESTDIR)$(jaman1dir)
- set -e ; for i in $(MAN1PAGES) ; do \
- if test -f $$i ; then d= ; else d="$(srcdir)/" ; fi ; \
- $(INSTALL_DATA) $$d$$i $(DESTDIR)$(jaman1dir) ; \
- done
- $(mkinstalldirs) $(DESTDIR)$(jaman5dir)
- set -e ; for i in $(MAN5PAGES) ; do \
- if test -f $$i ; then d= ; else d="$(srcdir)/" ; fi ; \
- $(INSTALL_DATA) $$d$$i $(DESTDIR)$(jaman5dir) ; \
- done
- $(mkinstalldirs) $(DESTDIR)$(jaman8dir)
- set -e ; for i in $(MAN8PAGES) ; do \
- if test -f $$i ; then d= ; else d="$(srcdir)/" ; fi ; \
- $(INSTALL_DATA) $$d$$i $(DESTDIR)$(jaman8dir) ; \
- done
-
-.PHONY: all clean distclean install install-doc install-program
-
diff --git a/doc/ja/cleanup-info.8 b/doc/ja/cleanup-info.8
deleted file mode 100644
index a66792372..000000000
--- a/doc/ja/cleanup-info.8
+++ /dev/null
@@ -1,54 +0,0 @@
-.\" original cvs revision: 1.1
-.TH CLEANUP-INFO 8 "November 1999" "Debian Project" "dpkg utilities"
-.SH 名前
-cleanup-info \- install-info の誤った利用による混乱の消去
-.SH 書式
-.B cleanup-info
-[--help] [--unsafe] [--version] [--] [\fI<ディレクトリ名>\fP]
-.SH 説明
-.B cleanup-info
-はinstall-infoの誤った適用によって生じた混乱を消去するためのPerlスクリ
-プトである。同じ表題を持ったセクションを一つにまとめ、大文字小文字の区
-別、あとに続くコロン/スペースに関しても賢く処理しようとする。
-.br
-その他、空のセクションの除去、空行の圧縮(エントリーパートのみ)も
-行われる。
-.sp
-セクションの順序は保存される(複数同じエントリがあった場合、最初に
-発見されたものの位置になる)。
-セクション内でのエントリの順序も保存される。
-.sp
-このユーティリティの使用は\fB特別注意深く\fP行って欲しい - おそらく、
-このユーティリティは 100% 安全ではない。cleanup-info は 注意深く
-info dir ファイルを扱おうとするが、ファイルに書いてしまえば
-それまでである。このユーティリティを使う前にバックアップファイルを
-とるようにすべきである。
-.SH オプション
-.TP
-.I --help
-ヘルプを表示し、正常終了する。
-.TP
-.I --unsafe
-いくつかの付加的なおそらく有用であろうオプションをセットする。
-.br
-.B "警告: `--unsafe' オプションは正しいファイルを改竄してしまうかもしれません!"
-.TP
-.I --version
-バージョンを表示し、正常終了する。
-.SH ファイル
-.TP
-.I "/usr/info/dir または <ディレクトリ名>/dir"
-info ディレクトリファイル。ロックファイルは同じ名前で ".lock" 拡張子が
-ついたものになる。
-.SH バグ
-おそらくたくさんある。
-.SH 関連項目
-.BR install-info (8),
-.BR info (1).
-.SH 著者
-Copyright (C) 1996 Kim-Minh Kaplan.
-.sp
-This is free software; see the GNU General Public Licence
-version 2 or later for copying conditions. There is NO warranty.
-.SH 翻訳者
-石川睦 <ishikawa@linux.or.jp>
diff --git a/doc/ja/deb-control.5 b/doc/ja/deb-control.5
deleted file mode 100644
index 7e5ee7b63..000000000
--- a/doc/ja/deb-control.5
+++ /dev/null
@@ -1,205 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\" Author: Raul Miller
-.\" original revision: 1.6
-.\" Includes text from the debian Guidelines by Ian Jackson, Ian Murdock
-.TH DEB-CONTROL 5 "January 2000" "Debian Project" "Debian GNU/Linux"
-.SH NAME
-deb\-control \- Debian GNU/Linux パッケージのマスターコントロールファイルフォーマット
-.SH SYNOPSIS
-control
-.SH DESCRIPTION
-各 Debian パッケージはマスターとなる `control'ファイルをもっている。
-この `control'ファイルはいくつかのフィールドを含んでいる。それぞれの
-フィールドは
-.B Package
-や
-.B Version
-(大文字小文字は区別しない)
-のようなタグで始まり、コロン、フィールドの本体という順序で記述されて
-いる。フィールドはフィールドタグによってのみ区切られている。
-別の言い方をすれば、フィールドテキストは複数行にまたがってもかまわない。
-しかしインストールに使うツールはそれらのフィールドの本体を処理する
-時に一行にまとめてしまう。(ただし、以下で説明する
-.B Description
-フィールドは例外である)
-.SH 必須フィールド
-.TP
-.BR "Package: " "<パッケージ名>"
-このフィールドの値によってパッケージ名が決まる。またインストールに
-使うツールがファイル名を生成するのにも使われる。
-.TP
-.BR "Version: " "<バージョン文字列>"
-普通は、これはパッケージのプログラムの作者が利用しているパッケージの
-バージョン番号である。(Debian独自のパッケージでない場合は)Debianリビジョン番号
-が追加される。もし、バージョンとリビジョン両方を使う場合にはそれらは
-ハイフン `-'により区切られている。このために、オリジナルのバージョンには
-そのバージョン番号にハイフンを使うことができない。
-.TP
-.BR "Maintainer: " "<名前 email>"
-`Joe Bloggs <jbloggs@foo.com>'でなければいけない。普通、
-パッケージにされたソフトウェアの作者ではなく、パッケージを作成した
-人間の名前およびe-mailアドレスを使う。
-.TP
-.BR "Description: " "<短かい説明>"
-.BR " " "<長い説明>"
-.br
-最初の行("Description"フィールドタグの後)は、パッケージの説明のための
-簡単な説明である。以下に続く行はより長い詳細な説明に使うことができる。
-長い説明の各行は空白文字ではじまる。行頭のスペースに続いて一つの'.'
-だけの行は空行を意味する。
-.SH オプションのフィールド
-.TP
-.BR "Section: " "<セクション>"
-パッケージによりインストールされるソフトウェアがどのカテゴリーに属するかを
-示すフィールドである。一般的なセクションは `utils'や `net'、`mail'、`text',
-`x11'などがある。
-.TP
-.BR "Priority: " "<優先度>"
-システム全体からみてこのパッケージの重要度を示す。一般的に使われる
-優先度としては `required'、`standard'、`optional'、`extra'などがある。
-.LP
-Debianの中では
-.B Section
-と
-.B Priority
-フィールドで、使える値はポリシーマニュアルで決められている。
-これらはアーカイブでどのようにパッケージが配置されるかを決定するのに
-使われている。これらのリストは最新の
-.B debian-policy
-パッケージの中に含まれている。
-.TP
-.BR "Essential: " "<yes|no>"
-このフィールドは普通は `yes'の時にだけ使う。これはパッケージが
-システムを適切に運用するために必要とされるパッケージを示す。
-dpkgや他のインストールに使うツールは(強制オプションを与えない限り)
-.B Essential
-パッケージを削除することを許さない。
-.TP
-.BR "Architecture: " "<arch|all>"
-Architectureはこのパッケージがどのタイプのハードウェアむけにコンパイルされた
-ものかどうかを示す。一般的なarchitectureとしては `i386', `m68k', `sparc',
-`alpha', `powerpc'などがある。
-.B all
-オプションはパッケージがarchitectureに依存しないことを意味する。
-例えば、シェルスクリプトやPerlスクリプト、文書などが architecture が all
-となる。
-.TP
-.BR "Source: " "<ソース名>"
-このバイナリパッケージを作るために使われたソースパッケージの名前である。
-バイナリパッケージの名前とソースパッケージの名前が違う時に使われる。
-.TP
-.BR "Depends: " "<パッケージリスト>"
-このパッケージがその機能を提供するために必要としているパッケージの
-リスト。パッケージ管理ソフトウェアは、もしこの
-.B Depends
-フィールドにあげられているパッケージがインストールされていなければ
-(強制オプションがあたえられない限り)このパッケージをインストール
-しようとしない。また
-.B Depends:
-フィールドにあげられているパッケージのpostinstスクリプトを、それらに
-依存しているパッケージがprermスクリプトを実行しようとする前に
-実行しようとする。
-.TP
-.BR "Pre-Depends: " "<パッケージリスト>"
-パッケージがインストールされて
-.B かつ
-そのパッケージがインストールできる前に設定がおわっていないといけない
-パッケージのリスト。これは通常このパッケージが他のパッケージを
-preinstで利用する場合に使われる。
-.TP
-.BR "Recommends: " "<パッケージリスト>"
-余程のことがなければこのパッケージとともにインストールされるべきパッケージ
-のリスト。ユーザがこの
-.B Recommends
-フィールドにあげられているパッケージなしにパッケージをインストールしよう
-とするとパッケージ管理ソフトウェアが警告することがある。
-.TP
-.BR "Suggests: " "<パッケージリスト>"
-このパッケージに関連していて、より便利にするパッケージだけれども
-なくてもかまわないパッケージのリスト。
-.LP
-.B Depends ,
-.B Pre-Depends ,
-.B Recommends ,
-.B Suggests
-フィールドは、代替パッケージのグループのリストで表現する。
-各グループではパッケージを縦棒 (もしくは`パイプ')記号 `|'で区切りる。
-グループはコンマで区切る。コンマは `AND'と解釈し、パイプは `OR'と
-解釈することができる。パイプ(OR)の方が演算の優先度が高くなっている。
-それぞれの要素はパッケージ名と、場合によっては括弧の中にバージョン依存の
-情報で表される。
-.LP
-バージョン番号は '>>'ではじまる場合は、(ハイフンで区切られた)Debian
-パッケージリビジョンを指定/もしくは省略したバージョンよりも新しい
-バージョンであることを表す。使えるバージョン関係としては
-">>"がより新しい、"<<"がより古い、">="が同じか新しい、"<="が同じか古い、
-"="が同じ がある。
-.TP
-.BR "Conflicts: " "<パッケージリスト>"
-このパッケージと衝突するパッケージのリスト。例えば同じファイル名を
-もっている場合など。パッケージ管理ソフトウェアは衝突しているパッケージ
-同士を同時にインストールできないようにしている。二つの衝突している
-パッケージがそれぞれがお互いを
-.B Conflicts
-に書いておくべきである。
-.TP
-.BR "Replaces: " "<パッケージリスト>"
-このパッケージが置き換えるファイルを含むパッケージのリスト。
-このパッケージが他のパッケージのファイルを上書きするのを許すために
-使われる。また衝突しているパッケージと同じファイルを含んでいる場合
-.B Conflicts
-フィールドと共に使うことで他のパッケージを強制的に削除することを
-指示するために使われる。
-.TP
-.BR "Provides: " "<パッケージリスト>"
-このパッケージが提供する仮想パッケージのリスト。通常はこれは
-いくつかのパッケージが同じサービスを提供している場合に使われる。
-例えば、sendmailとeximは共にメールサーバとしての機能を提供しているので、
-これらは共通のパッケージ(`mail-transport-agent')を提供し、他のパッケージは
-この`mail-transport-agent'に依存するようにしておく。こうすることで、
-sendmailもeximも依存関係を満たすようにすることができる。
-これによりメールサーバに依存するパッケージが、メールサーバとなるパッケージ
-全てのパッケージ名を知る必要もなく、また `|'を使って列挙する必要も
-なくなる。
-.LP
-.B Conflicts ,
-.B Replaces ,
-.B Provides
-はパッケージ名をコンマで区切って表記する(空白はあってもかまわない)。
-.B Conflicts
-フィールドの中では、コンマは `OR'と解釈できる。
-.B Conflicts
-と
-.B Replaces
-フィールドでは、上記のフィールドと同じ表記でバージョンも指定することが
-できる。
-.SH 例
-.\" .RS
-.nf
-Package: grep
-Essential: yes
-Priority: required
-Section: base
-Maintainer: Wichert Akkerman <wakkerma@debian.org>
-Architecture: sparc
-Version: 2.4-1
-Pre-Depends: libc6 (>= 2.0.105)
-Provides: rgrep
-Conflicts: rgrep
-Description: GNU grep, egrep and fgrep.
- The GNU family of grep utilities may be the "fastest grep in the west".
- GNU grep is based on a fast lazy-state deterministic matcher (about
- twice as fast as stock Unix egrep) hybridized with a Boyer-Moore-Gosper
- search for a fixed string that eliminates impossible text from being
- considered by the full regexp matcher without necessarily having to
- look at every character. The result is typically many times faster
- than Unix grep or egrep. (Regular expressions containing backreferencing
- will run more slowly, however.)
-.fi
-.\" .RE
-.SH 関連項目
-.BR deb (5),
-.BR dpkg (8),
-.BR dpkg-deb (1).
-.SH 翻訳者
-鵜飼文敏 <ukai@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/deb-old.5 b/doc/ja/deb-old.5
deleted file mode 100644
index d9dd597f8..000000000
--- a/doc/ja/deb-old.5
+++ /dev/null
@@ -1,59 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\" Author: Raul Miller, Ian Jackson
-.\"original revision: 1.5
-.TH DEB-OLD 5 "January 2000" "Debian Project" "dpkg"
-.SH 名称
-deb-old - Debian バイナリパッケージ旧形式フォーマット
-.SH 書式
-.IB filename .deb
-.SH 説明
-.B .deb
-フォーマットは Debian バイナリパッケージのファイル形式である。
-このマニュアルでは、Debian 0.93 以前に使用されていた
-.B 旧形式
-について記述する。新形式の詳細については
-.BR deb (5)
-を参照されたい。
-.SH フォーマット
-2行のフォーマット情報をASCIIテキストファイルがあり、それに2つの
-圧縮 tar ファイルが続く。
-.PP
-1行目は8桁にそろえたフォーマットバージョン番号であり、
-旧形式アーカイブはすべて
-.B 0.939000
-である。
-.PP
-2行目はひとつ目の圧縮 tar ファイルの大きさを与える(0から始まらない)
-十進数である。
-.PP
-それぞれの行の終わりは改行文字ひとつである。
-.PP
-1番目の tar ファイルは、制御情報を平文ファイル群として含む。詳細は
-.IR "Debian Packaging Manual, section 2.2".
-に記述されている。
-.B control
-ファイルは必須であり、中心となる制御情報を含む。
-.PP
-非常に古いアーカイブでは、
-control tar ファイル中のファイルが
-.B DEBIAN
-サブディレクトリにあることもある。この場合、
-control tar ファイルにも
-.B DEBIAN
-サブディレクトリが存在し、
-control tar ファイルはそのディレクトリ内にのみファイルを保有する。
-control tar ファイルは、
-.RB ` . ',
-つまりカレントディレクトリにファイルを含むこともある。
-.PP
-2番目の圧縮 tar ファイルはファイルシステムアーカイブであり、
-インストールされるシステムのルートディレクトリからの相対パス名を
-含んでいる。パス名の先頭にスラッシュ(/)はない。
-
-.SH 関連項目
-.BR deb (5),
-.BR dpkg-deb (1),
-.BR deb-control (5),
-.IR "Debian Packaging Manual".
-.SH 翻訳者
-鍋谷 栄展 <nabe@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/deb.5 b/doc/ja/deb.5
deleted file mode 100644
index 9e29110d5..000000000
--- a/doc/ja/deb.5
+++ /dev/null
@@ -1,87 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\" Authors: Raul Miller, Ian Jackson
-.\"original revision: 1.6
-.\"WORD package control information パッケージ制御情報
-.\"WORD gzipped ustar 圧縮 tar 形式
-.TH DEB 5 "January 2000" "Debian Project" "Debian"
-.SH 名称
-deb \- Debian バイナリパッケージ形式
-.SH 書式
-.IB filename .deb
-.SH 説明
-.B .deb
-フォーマットは Debian バイナリパッケージのファイル形式である。
-この形式は dpkg 0.93.76 またはそれ以降のバージョンで扱うことが
-でき、 dpkg 1.2.0 以降のすべてのバージョンと 1.1.1elf 以降のす
-べての i386/ELF バージョンではデフォルトでこの形式が作成される。
-.PP
-このマニュアルで記述される形式は Debian 0.93 から使用されている。
-旧形式の詳細については
-.BR deb-old (5)
-を参照されたい。
-.SH フォーマット
-このファイルはマジックナンバー
-.BR !<arch>
-を持つ
-.B ar
-アーカイブである。
-.PP
-.B .deb
-に含まれる第1のメンバーは
-.B debian-binary
-というファイル名で、改行で区切られた数行から成る。
-現在は一行だけであり、deb 形式バージョン番号が与えられる。
-このマニュアルが書かれた時点では
-.BR 2.0
-である。新形式のアーカイブを読み込むプログラムは、マイナーバー
-ジョン番号が上がった場合や、新しい行が追加されている場合を想定し
-ておかなければならない。もし、これに該当する場合はこれらを無視する。
-.PP
-メジャー番号が変更されている場合、互換性のない変更がなされている
-ためプログラムは停止しなければならない。メジャー番号が変更されて
-ない場合は、アーカイブに予期しないメンバーが含まれていない限り
-(アーカイブの最後に含まれる場合を除く)、プログラムは安全に実行を
-継続できる。これについては、以下で説明する。
-.PP
-2番目に要請されるメンバーは
-.B control.tar.gz
-というファイル名を持つ圧縮 tar 形式である。これは、
-パッケージ制御情報をテキストファイル群として含む。
-その中でも
-.B control
-ファイルは必須であり、中心となる制御情報を含む。
-これらのファイルについては
-.I "Debian Packaging Manual, section 2.2"
-を参照されたい。この control.tar.gz は任意にカレントディレクトリ
-.RB ` . '
-に対するエントリを含む。
-.PP
-最後の3番目に要請されるメンバーは
-.B data.tar.gz
-というファイル名を持ち、ファイルシステムアーカイブを圧縮 tar 形
-式として含む。
-.PP
-これらのメンバーは上に示した順序で現れなければならない。将来、
-追加メンバーが定義された場合、可能ならばこれら3つのメンバーの後
-に配置されるであろう。現在の実装では、
-.BR data.tar.gz
-以後のいかなる追加メンバーも無視される。将来において
-.B data.tar.gz
-の前に挿入する必要があり、それ以前のプログラムが安全に無視
-することのできる追加メンバーを定義するには、そのメンバーはアン
-ダースコア
-.RB ` _ '
-で始まる名前を持てばよい。
-.PP
-安全に無視することができない新しいメンバーがある場合、
-このメンバーにアンダースコア以外の文字で始まる名前をつけて
-.B data.tar.gz
-より前に挿入するか、またはメージャーバージョン番号を上げること
-になるであろう。
-.SH 関連項目
-.BR deb (5),
-.BR dpkg-deb (1),
-.BR deb-control (5),
-.IR "Debian Packaging Manual".
-.SH 翻訳者
-鍋谷 栄展 <nabe@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/dpkg-checkbuilddeps.1 b/doc/ja/dpkg-checkbuilddeps.1
deleted file mode 100644
index 14335d746..000000000
--- a/doc/ja/dpkg-checkbuilddeps.1
+++ /dev/null
@@ -1,29 +0,0 @@
-.TH DPKG-CHECKBUILDDEPS 1 "February 2001" "Debian project" "dpkg utililties"
-.SH 名前
-dpkg-checkbuilddeps -- ビルド依存と衝突のチェック
-.SH 書式
-\fBdpkg-checkbuilddeps\fR -B [\fIコントロールファイル\fR]
-.SH 説明
-このプログラムはコントロールファイル中にリストされているビルド依存と
-ビルド衝突に関して、システムにインストールされているパッケージを
-チェックする。
-もし、足りないもの/衝突している物があると、それらを表示して 0 以外の
-返り値を返して終了する。
-.P
-ディフォルトでは、\fBdebian/control\fR が読まれるが、別のコントロール
-ファイル名をコマンドラインに指定することもできる。
-.SH オプション
-.TP
-.I -B
-Build-Depends-Indep 行を無視する。アーキテクチャに非依存なパッケージ
-がビルドされない時に利用する。
-.SH 作者
-Copyright 2001 Joey Hess
-.UR mailto:joeyh@debian.org
-<joeyh@debian.org>
-.UE
-.sp
-This is free software; see the GNU General Public Licence
-version 2 or later for copying conditions. There is NO warranty.
-.SH 翻訳者
-石川睦 <ishikawa@linux.or.jp>
diff --git a/doc/ja/dpkg-deb.1 b/doc/ja/dpkg-deb.1
deleted file mode 100644
index ba20bfb6d..000000000
--- a/doc/ja/dpkg-deb.1
+++ /dev/null
@@ -1,287 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\" Authors: Ian Jackson
-.\" Original manpage cvs revision: 1.9
-.\" Translated by Hiroshi KISE <fuyuneko@ryukyu.ne.jp>
-.\" Last modified: Wed Apr 25 17:30:43 JST 2001
-.\"WORD: pack (アーカイブの)作成
-.\"WORD: unpack (アーカイブの)展開
-.\"WORD: filesystem tree ファイルシステム木
-.\"WORD: control information files 制御情報ファイル
-.\"WORD: syntax error 文法エラー
-.\"WORD: maintainer script 管理スクリプト
-.\"WORD: premission パーミッション
-.\"WORD: control-file-names 制御ファイル名
-.TH DPKG\-DEB 1 "1st June 1996" "Debian Project" "Debian GNU/Linux manual"
-.SH 名前
-dpkg\-deb \- Debian パッケージアーカイブ(.deb) 操作ツール
-.SH 書式
-.B dpkg-deb
-.BR -b | --build
-.IR directory " [" archive | directory ]
-.br
-.B dpkg-deb
-.BR -I | --info
-.IR archive " [" control\-file\-name " ..]"
-.br
-.B dpkg-deb
-.BR -f | --field
-.IR archive " [" control\-field\-name " ...]"
-.br
-.B dpkg-deb
-.BR -c | --contents
-.I archive
-.br
-.B dpkg-deb
-.BR -x | --extract | -X | --vextract
-.I archive directory
-.br
-.B dpkg-deb --fsys-tarfile
-.I archive
-.br
-.B dpkg-deb --control
-.I archive directory
-.SH 説明
-.B dpkg-deb
-は、Debian アーカイブの作成、展開、情報の表示をする。
-
-パッケージをシステムにインストールするときや削除するときには
-.B dpkg
-を使うこと。
-
-また、
-.B dpkg
-に対して
-.B dpkg-deb
-のオプションを指定することで、
-.B dpkg
-を通して
-.BR dpkg-deb
-を呼び出すことができる。
-.BR dpkg
-は、オプションが
-.B dpkg-deb
-のオプションであると判断すると、
-.B dpkg-deb
-を起動する。
-
-.SH アクション・オプション
-.TP
-.BR --build ", " -b
-.IR directory
-に格納されているファイルシステム木から
-debian アーカイブを作成する。
-.IR directory
-には、control ファイルなどの制御情報ファイルのある
-.B DEBIAN
-サブディレクトリが必ず存在しなければならない。
-DEBIAN ディレクトリはバイナリパッケージのファイルシステム・
-アーカイブには
-.I 含まれない
-。そのかわり、DEBIAN ディレクトリ以下にあったファイルは
-バイナリパッケージ制御情報エリアに置かれる。
-
-圧縮レベルを指定する場合は、
-.B \-z#
-オプションを追加する。
-.B dpkg-deb
-は、このオプションを gzip に渡す。
-
-.BR \-\-nocheck
-を指定しないかぎり、
-.BR dpkg\-deb
-は
-.B DEBIAN/control
-を読み、解析する。
-dpkg-debは、文法エラーやその他の問題のチェックをし、
-そして、構築中のバイナリパッケージ名を表示する。
-.B dpkg\-deb
-はまた、
-.B DEBIAN
-管理情報ディレクトリにある、管理スクリプトやその他の
-ファイルのパーミッションをチェックする。
-
-もし、
-.I archive
-を指定しない場合、
-.B dpkg\-deb
-はパッケージを
-.IR directory \fB.deb\fR
-という名前で作成する。
-
-もし、すでにアーカイブが作成されて存在している場合、上書きする。
-
-2番目の引き数がディレクトリの場合、
-.B dpkg\-deb
-は
-.IB package _ version _ arch .deb\fR
-または
-.IB package _ version .deb
-(パッケージ制御ファイルに
-.B Architecture
-フィールドがない場合)というファイルを作成する。
-アーカイブの代わりにディレクトリを指定するときには、
-.B \-\-nocheck
-オプションは使用してはいけない(
-.B dpkg\-deb
-は、使用するファイル名を調べるために、パッケージ制御ファイルを読んで解析
-する必要があるから)。
-.TP
-.BR \-\-info ", " -I
-バイナリパッケージアーカイブの情報を表示する。
-
-もし
-.IR control\-file\-name
-が指定されていない場合、制御ファイル一覧と、パッケージの中身の要約を
-表示する。
-
-もし
-.IR control\-file\-name
-を指定した場合、
-.B dpkg\-deb
-は指定した順でファイル名を表示する。もし指定したファイルのどれかが
-存在しなければ、存在しなかったファイルに対してそれぞれ
-エラーメッセージを表示し、そして終了ステータス2で終了する。
-.TP
-.BR \-\-field ", " -f
-バイナリパッケージアーカイブから制御ファイル情報を取り出す。
-
-.BR control\-file\-field
-が指定されていない場合、制御ファイルすべてを表示する。
-
-もし何か指定されている場合、
-.B dpkg\-deb
-はその内容を制御ファイルに現われる順序で表示する。もし、複数の
-.BR control\-file\-field
-が指定された場合、
-.B dpkg\-deb
-は、それぞれの情報の前にフィールド名(そしてコロンと空白)を表示する。
-
-指定したフィールドがみつからない場合でもエラーを報告しない。
-
-.TP
-.BR --contents ", " -c
-パッケージアーカイブに含まれるファイルシステム木の
-内容の一覧を表示する。現在のバージョンは、
-.BR tar
-の冗長出力(-v オプション)をそのまま表示する。
-.TP
-.BR --extract ", " -x ", " \-\-vextract ", " -X
-パッケージアーカイブからファイルシステム木を指定したディレクトリに展開する。
-
-.BR \-\-vextract " (" -X ")"
-は現在展開中のファイルを表示する。
-.BR \-\-extract " (" -x ")"
-はエラーが発生しない限り何も表示しない。
-
-ルートディレクトリでパッケージを展開することは正しいインストールには
-.I ならない
-ことに注意すること! パッケージのインストールには
-.B dpkg
-を使うべきである。
-
-.I directory
-(親やそれより上のディレクトリは含まない)は必要があれば作成される。
-
-.TP
-.BR --fsys-tarfile
-バイナリパッケージからファイルシステム木を展開し、標準出力に
-.B tar
-形式で出力する。
-.B tar
-と共に使用することで、特定のファイルをパッケージアーカイブから取り出す
-ことができる。
-.TP
-.BR --control ", " -e
-パッケージアーカイブから制御情報ファイルを指定したディレクトリに展開する。
-
-もしディレクトリが指定されない場合、カレントディレクトリにある
-.B DEBIAN
-サブディレクトリに展開する。
-
-指定したディレクトリ(親やそれより上のディレクトリは含まない)は必要が
-あれば作成される。
-.TP
-.BR --help ", " -h
-.BR dpkg\-deb
-の使用方法、つまりすべてのオプションとその使い方の要約を表示する。
-.TP
-.BR --version
-.BR dpkg\-deb
-のバージョン番号を表示する。
-.TP
-.BR --licence
-.BR dpkg\-deb
-の著作権と無保証に関する情報を表示する。(アメリカ式の綴りである
-.B \-\-license
-もサポートしている)
-.SH その他のオプション
-.TP
-.BR --new
-.B dpkg\-deb
-に‘新しい’形式のアーカイブで構築させる。これはデフォルトの動作である。
-.TP
-.BR --old
-.B dpkg\-deb
-に‘古い’形式のアーカイブを構築させる。この古いアーカイブ形式は、
-新しい形式よりも非 Debian ツールで処理することが難しく、現在は
-使用されていない。
-このオプションは、i386 の a.out形式のみを対象としてリリースされた、
-バージョン 0.93.76(1995年9月)以前の dpkg で処理するためのパッケージを
-構築するときだけに使用される。
-.TP
-.BR --nocheck
-.BR "dpkg\-deb \-\-build"
-のときにアーカイブの中身を確認することをやめさせる。これによって、
-アーカイブの中身にどのように問題があっても、望むアーカイブを構築する
-ことができる。
-.TP
-.BR --debug ", " -D
-デバッグ出力を有効にする。これはあまり役に立たない。
-.SH バグ
-.B dpkg-deb -I
-.IB package1 .deb
-.IB package2 .deb
-はうまく動作しない。
-
-.B .deb
-ファイル自体には認証の手段がない。実際、単純なチェックサムさえもない。
-
-.B dpkg\-deb
-でソフトウェアをインストールしようとしてはいけない! すべてのファイルを
-正しい位置に置き、パッケージのスクリプトを実行し、状態や内容を記録する、
-ということを確実に実行させるのであれば、
-.B dpkg
-を使うべきである。
-.SH 関連項目
-.BR deb (5),
-.BR deb-control (5),
-.BR dpkg (8),
-.BR dselect (8).
-.SH 著者
-.B dpkg\-deb
-とこのマニュアルページは Ian Jackson が作成した。これらの著作権は彼に
-あり(Copyright (C)1995-1996)、GNU 一般公有使用許諾により頒布される。
-これらは無保証である。詳細は
-.B /usr/share/doc/dpkg/copyright
-と
-.B /usr/share/common-licenses/GPL
-を参照すること。
-
-(
-.B dpkg\-deb
-and this manpage were written by Ian Jackson. They are
-Copyright (C)1995-1996
-by him and released under the GNU General Public Licence; there is NO
-WARRANTY. See
-.B /usr/share/doc/dpkg/copyright
-and
-.B /usr/share/common-licenses/GPL
-for details.
-)
-.SH 日本語版翻訳
-喜瀬浩 <fuyuneko@ryukyu.ne.jp>
-.SH 日本語版校正
-Debian JP Documentation ML <debian-doc@debian.or.jp>
-.SH 翻訳者注
-このマニュアルページは dpkg パッケージのバージョン1.9.0に付属の
-dpkg-deb(1)の日本語訳である。
diff --git a/doc/ja/dpkg-divert.8 b/doc/ja/dpkg-divert.8
deleted file mode 100644
index efbfc9d7e..000000000
--- a/doc/ja/dpkg-divert.8
+++ /dev/null
@@ -1,93 +0,0 @@
-.\" original cvs revision: 1.3
-.TH DPKG-DIVERT 8 "December 1999" "Debian Project" "dpkg utilities"
-.SH 名前
-dpkg-divert -- パッケージのファイルのオーバーライド
-.SH 書式
-.B dpkg-divert
-[options] [--add]
-.I <file>
-.br
-.B dpkg-divert
-[options] --remove
-.I <file>
-.br
-.B dpkg-divert
-[options]
---list
-.I <glob-pattern>
-.br
-.B dpkg-divert
-[options] --truename
-.I <file>
-.br
-.SH 説明
-`diversions'というファイルにより、dpkgはファイルをインストールする時に
-本来意図していた場所ではなく退避した(`diverted')場所にインストールする
-ようになる。diversionsはDebianパッケージスクリプトで衝突がおこりうる
-ファイルを移動させるために使うことができる。システム管理者は
-パッケージの設定ファイルや他のファイルを(`conffiles'としてマーク
-されていなければ)dpkgが新しいバージョンのパッケージをインストールする
-時にそれらのファイルを上書きしてしまわないようにするためにdiversionを
-使うことができる。
-.sp
-.B dpkg-divert
-はdiversionsのリストを設定、更新するためのユーティリティである。これは
-3つの基本モードの機能をもっている。diversionの追加、削除、リストである。
-それぞれ --add、--remove、--listオプションで指定する。さらに
-退避されたファイルの実際の名前を表示することもできる。以下にあげられている
-他オプションも指定することができる。
-.SH オプション
-.TP
-.I --admindir <ディレクトリ>
-dpkgデータディレクトリを<ディレクトリ>に設定する。(デフォルト: /var/lib/dpkg)
-.TP
-.I --divert <退避先>
-<退避先>は他のパッケージで使われる名前である。
-.TP
-.I --help
-バージョンと簡単な利用法を表示して正常終了する。
-.TP
-.I --local
-全てのパッケージを退避する対象にする。
-.TP
-.I --package <パッケージ>
-<パッケージ>は<ファイル>が退避されることのないパッケージの名前である。
-.TP
-.I --quiet
-静かなモード。つまり無駄な出力をしない。
-.TP
-.I --rename
-実際にファイルを移動する(もしくは戻す)。dpkg-divertは移動先のファイルが
-既に存在していると動作を中断する。
-.TP
-.I --test
-テストモード。つまり実際にはなにも実行せず、なにをするかを表示するだけである。
-.TP
-.I --version
-プログラム名とバージョンを表示して正常終了する。
-.SH 注意
-追加する時は、デフォルトは --localと --divert <オリジナル>.distrib である。
-削除する問は、--packageもしくは--local と --divert は指定されていれば
-追加した時と一致していなければいけない。
-.br
-dpkg-divertではディレクトリは退避できない。
-.SH ファイル
-.TP
-.I /var/lib/dpkg/diversions
-システムの現在の退避リストを含むファイル。これはdpkgで使われる重要なファイル
-`status'や`available'があるdpkgの管理ディレクトリにある。
-.br
-注意: dpkg-divertはこのファイルを更新する時に、古いバージョンを
-"-old"という名前をつけたファイルにコピーしておく。
-.SH 関連項目
-.BR dpkg (8).
-.sp
-詳しい情報は Debianパッケージングマニュアルの11章 "Diversions -
-overriding a package's version of a file"を参照のこと。
-.SH 著者
-Copyright (C) 1995 Ian Jackson.
-.sp
-This is free software; see the GNU General Public Licence
-version 2 or later for copying conditions. There is NO warranty.
-.SH 翻訳者
-鵜飼文敏 <ukai@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/dpkg-name.1 b/doc/ja/dpkg-name.1
deleted file mode 100644
index c60d08368..000000000
--- a/doc/ja/dpkg-name.1
+++ /dev/null
@@ -1,106 +0,0 @@
-.\" This is an -*- nroff -*- source file.
-.\" dpkg-name and this manpage are Copyright 1995,1996 by Erick Branderhorst.
-.\" original cvs revision: 1.6
-.\"
-.\" This is free software; see the GNU General Public Licence version 2
-.\" or later for copying conditions. There is NO warranty.
-.\" Time-stamp: <96/05/03 14:00:06 root>
-.TH dpkg-name 1 "May 1996" "Debian Project" "dpkg utilities"
-.SH 名前
-dpkg\-name \- Debianパッケージを完全なパッケージの名前に変更
-.SH 書式
-.B dpkg\-name
-[\-a|\-\-no\-architecture] [\-o|\-\-overwrite] [\-s|\-\-subdir [dir]]
-[\-c|\-\-create\-dir] [\-h|\-\-help] [\-v|\-\-version]
-[\-l|\-\-license] [\-k|\-\-symlink] [\-[--] [files]
-.SH 説明
-.PP
-このマニュアルページで
-.B dpkg\-name
-シェルスクリプトについて説明する。
-.B dpkg\-name
-シェルスクリプトで
-.B Debian
-パッケージを完全なパッケージ名に変更するための簡単にすることができる。
-完全なパッケージ名とはパッケージのcontrolファイルで指定された情報から
-得られる<パッケージ>_<バージョン>_<アーキテクチャ>.deb という名前である。
-<バージョン>の部分は、元々のバージョン情報にハイフンが続いてリビジョン
-情報からできている。
-.SH 例
-.TP
-.B dpkg-name bar-foo.deb
-ファイル`bar-foo.deb'が bar-foo_1.0-2_i386.deb のような感じに変更される。
-(実際にどうなるかは`bar-foo.deb'の中のcontrolの情報に依存する)
-.TP
-.B find /root/debian/ \-name '*.deb' | xargs \-n 1 dpkg\-name \-a
-ディレクトリ/root/debian 以下にあり拡張子が `deb'の全てのファイルを
-dpkg\-name を使ってアーキテクチャ情報なしの名前に変更する。
-.TP
-.B find -name '*.deb' | xargs \-n 1 dpkg-name -a -o -s -c
-.B やってはいけない!
-多くのパッケージはセクション情報をもっていないので、あなたのアーカイブは
-ぐちゃぐちゃになってしまうだろう。
-.B やってはいけない!
-.TP
-.B dpkg --build debian-tmp && dpkg-name -o -s .. debian-tmp.deb
-これは新しいパッケージを作る時に使うことができる。
-.SS オプション
-.TP
-.B "\-a, \-\-no\-architecture"
-変更後のファイル名にアーキテクチャ情報を含ませない。
-.TP
-.B "\-k, \-\-symlink"
-移動するかわりにシンボリックリンクを作る。
-.TP
-.B "\-o, \-\-overwrite"
-変更後のファイル名と同名のファイルがあれば、それを上書きしてしまう。
-.TP
-.B "\-s, \-\-subdir [dir]"
-ファイルをsubdirで指定したディレクトリに移動する。もし引数で指定した
-ディレクトリが存在すれば、パッケージのcontrolのセクションフィールド
-から得られたターゲットディレクトリの名前のかわりにそのディレクトリに
-ファイルを移動する。通常、ターゲットディレクトリは
-`unstable/binary-<アーキテクチャ>/<セクション>'である。
-もしcontrolでのセクションが`non-free'、`contrib'もしくはセクション情報が
-ない場合は、ターゲットディレクトリは`<セクション>/binary-<アーキテクチャ>'
-になる。セクションフィールドは必須ではないので多くのパッケージが
-セクションなしの場所にいってしまうだろう。このオプションを使う時は
-注意すること。厄介である。
-.TP
-.B "\-c, \-\-create\-dir"
-このオプションは\-sオプションとともに使うことができる。ターゲット
-ディレクトリがなければ、自動的に作成される。
-.B このオプションを使う時は注意すること。
-.TP
-.B "\-h, \-\-help"
-利用方法を表示して正常終了する。
-.TP
-.B "\-v, \-\-version"
-バージョン情報を表示して正常終了する。
-.TP
-.B "\-l, \-\-license"
-著作権情報、ライセンス情報(GNUへの参照)を表示して正常終了する。
-.SH バグ
-パッケージによっては
-<パッケージ>_<バージョン>_<アーキテクチャ>.debという名前ではない。
-dpkg-nameによって改名されたパッケージはこのような名前になる。
-一般には、これはdselect/dpkgによってパッケージがどのようにインストール
-され方には影響はないが、この名前構造に依存しているインストールツールに
-よっては影響があるかもしれない。
-.SH 関連項目
-.BR deb (5),
-.BR deb-control (5),
-.BR dpkg (5),
-.BR dpkg (8),
-.BR dpkg-deb (1),
-.BR find (1),
-.BR xargs (1).
-.SH COPYRIGHT
-Copyright 1995,1996 Erick Branderhorst.
-.B dpkg-name
-is free software; see the GNU General Public Licence version 2 or
-later for copying conditions. There is
-.B no
-warranty.
-.SH 翻訳者
-鵜飼文敏 <ukai@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/dpkg-scanpackages.8 b/doc/ja/dpkg-scanpackages.8
deleted file mode 100644
index 91e464fc8..000000000
--- a/doc/ja/dpkg-scanpackages.8
+++ /dev/null
@@ -1,114 +0,0 @@
-.\" This manpage is copyright (C) 1996 Michael Shields <shields@crosslink.net>.
-.\" original cvs revision: 1.3
-.\"
-.\" This is free software; you may redistribute it and/or modify
-.\" it under the terms of the GNU General Public License as
-.\" published by the Free Software Foundation; either version 2,
-.\" or (at your option) any later version.
-.\"
-.\" This is distributed in the hope that it will be useful, but
-.\" WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
-.\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the
-.\" GNU General Public License for more details.
-.\"
-.\" You should have received a copy of the GNU General Public
-.\" License along with dpkg; if not, write to the Free Software
-.\" Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USA.
-.TH DPKG-SCANPACKAGES 8 "1996-07-08" "Debian project" "dpkg utilities"
-.SH 名前
-dpkg-scanpackages \- Packagesファイルの作成
-.
-.SH 書式
-.B dpkg-scanpackages
-.I binarydir
-.I overridefile
-.RI [ pathprefix ]
-.B >
-.I Packages
-.
-.SH 説明
-.B dpkg-scanpackages
-はDebianバイナリパッケージのツリーを見てPackagesファイルを生成する。
-Packagesファイルは
-.BR dselect (8)
-にどのパッケージがインストールできるかをユーザに知らせるために利用している。
-これらのPackagesファイルはDebianアーカイブサイトやCD-ROMなどで使われている
-ものと同じものである。
-もし、たくさんのマシンにインストールしたいローカルなパッケージの
-ディレクトリを作るなら、自分で
-.B dpkg-scanpackages
-を使うことができる。
-.PP
-.I binarydir
-は処理するバイナリツリーの名前である。(例えば
-.BR contrib/binary-i386
-など)
-Debianアーカイブのルートからの相対にしておくのが最もいい方法である。
-なぜならPackagesファイルに含まれている各々のFilenameフィールドは
-この文字列で始まるからである。
-.PP
-.I overridefile
-はパッケージがディストリビューションにあうようにするための情報を
-含んでいるファイルの名前である。以下を参照のこと。
-.PP
-.I pathprefix
-はFilenameフィールドで前に追加できるオプションの文字列である。
-.
-.SH THE OVERRIDE FILE
-パッケージに関するほとんどの情報はcontrolファイルで見つけることができるが
-いくつかはメンテナではなくディストリビューション作成者によりそれらの情報を
-与える必要がある。パッケージの実際の依存関係や説明よりも、リリースに
-むけてファイルをどう配置するかに関係してくるからである。
-これらの情報はoverrideファイルにある。
-.PP
-overrideファイルは簡単な空白で区切られた形式になっている。コメントも
-許されている。(
-.BR #
-以降がコメント
-).
-.PP
-.in +5
-.I package
-.I priority
-.I section
-.RI [ maintainerinfo ]
-.in -5
-.PP
-.I package
-はパッケージ名である。overrideファイルにあるがバイナリツリーには
-ないパッケージ名のエントリは無視される。
-.PP
-.I priority
-と
-.I section
-はパッケージをリリースツリーでどこに置くかを指定する。これらは
-controlファイルにあるべきではない。もしパッケージが
-.I binarydir
-のサブディレクトリにあれば
-.I section
-の値とチェックされる。
-.PP
-.IR maintainerinfo ,
-がもしあればメンテナの名前を無条件に上書きできる。もしくは
-.I oldmaintainer
-.B =>
-.I newmaintainer
-の場合は置換される。
-.PP
-公式のPackagesリストを作成するために使われているoverrideファイルは、
-Debianミラーの
-.I indices
-ディレクトリにある。
-.
-.SH 診断
-.B dpkg-scanpackages
-は通常の自己説明的なエラーを出力する。パッケージが間違ったディレクトリに
-ある、複数ある、controlファイルにFilenameフィールドがある、override
-ファイルにない、実行されなかったメンテナの置換があるなどといった警告も
-する。
-.
-.SH 関連項目
-.BR dpkg (8),
-.BR dselect (8).
-.SH 翻訳者
-鵜飼文敏 <ukai@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/dpkg-scansources.8 b/doc/ja/dpkg-scansources.8
deleted file mode 100644
index c7042bec8..000000000
--- a/doc/ja/dpkg-scansources.8
+++ /dev/null
@@ -1,200 +0,0 @@
-.\" Automatically generated by Pod::Man version 1.02
-.\" Thu Apr 26 02:33:08 2001
-.\" from dpkg-scansources.pl cvs revision: 1.5
-.\"
-.\" Standard preamble:
-.\" ======================================================================
-.de Sh \" Subsection heading
-.br
-.if t .Sp
-.ne 5
-.PP
-\fB\\$1\fR
-.PP
-..
-.de Sp \" Vertical space (when we can't use .PP)
-.if t .sp .5v
-.if n .sp
-..
-.de Ip \" List item
-.br
-.ie \\n(.$>=3 .ne \\$3
-.el .ne 3
-.IP "\\$1" \\$2
-..
-.de Vb \" Begin verbatim text
-.ft CW
-.nf
-.ne \\$1
-..
-.de Ve \" End verbatim text
-.ft R
-
-.fi
-..
-.\" Set up some character translations and predefined strings. \*(-- will
-.\" give an unbreakable dash, \*(PI will give pi, \*(L" will give a left
-.\" double quote, and \*(R" will give a right double quote. | will give a
-.\" real vertical bar. \*(C+ will give a nicer C++. Capital omega is used
-.\" to do unbreakable dashes and therefore won't be available. \*(C` and
-.\" \*(C' expand to `' in nroff, nothing in troff, for use with C<>
-.tr \(*W-|\(bv\*(Tr
-.ds C+ C\v'-.1v'\h'-1p'\s-2+\h'-1p'+\s0\v'.1v'\h'-1p'
-.ie n \{\
-. ds -- \(*W-
-. ds PI pi
-. if (\n(.H=4u)&(1m=24u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-12u'-\" diablo 10 pitch
-. if (\n(.H=4u)&(1m=20u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-8u'-\" diablo 12 pitch
-. ds L" ""
-. ds R" ""
-. ds C` `
-. ds C' '
-'br\}
-.el\{\
-. ds -- \|\(em\|
-. ds PI \(*p
-. ds L" ``
-. ds R" ''
-'br\}
-.\"
-.\" If the F register is turned on, we'll generate index entries on stderr
-.\" for titles (.TH), headers (.SH), subsections (.Sh), items (.Ip), and
-.\" index entries marked with X<> in POD. Of course, you'll have to process
-.\" the output yourself in some meaningful fashion.
-.if \nF \{\
-. de IX
-. tm Index:\\$1\t\\n%\t"\\$2"
-. .
-. nr % 0
-. rr F
-.\}
-.\"
-.\" For nroff, turn off justification. Always turn off hyphenation; it
-.\" makes way too many mistakes in technical documents.
-.hy 0
-.if n .na
-.\"
-.\" Accent mark definitions (@(#)ms.acc 1.5 88/02/08 SMI; from UCB 4.2).
-.\" Fear. Run. Save yourself. No user-serviceable parts.
-.bd B 3
-. \" fudge factors for nroff and troff
-.if n \{\
-. ds #H 0
-. ds #V .8m
-. ds #F .3m
-. ds #[ \f1
-. ds #] \fP
-.\}
-.if t \{\
-. ds #H ((1u-(\\\\n(.fu%2u))*.13m)
-. ds #V .6m
-. ds #F 0
-. ds #[ \&
-. ds #] \&
-.\}
-. \" simple accents for nroff and troff
-.if n \{\
-. ds ' \&
-. ds ` \&
-. ds ^ \&
-. ds , \&
-. ds ~ ~
-. ds /
-.\}
-.if t \{\
-. ds ' \\k:\h'-(\\n(.wu*8/10-\*(#H)'\'\h"|\\n:u"
-. ds ` \\k:\h'-(\\n(.wu*8/10-\*(#H)'\`\h'|\\n:u'
-. ds ^ \\k:\h'-(\\n(.wu*10/11-\*(#H)'^\h'|\\n:u'
-. ds , \\k:\h'-(\\n(.wu*8/10)',\h'|\\n:u'
-. ds ~ \\k:\h'-(\\n(.wu-\*(#H-.1m)'~\h'|\\n:u'
-. ds / \\k:\h'-(\\n(.wu*8/10-\*(#H)'\z\(sl\h'|\\n:u'
-.\}
-. \" troff and (daisy-wheel) nroff accents
-.ds : \\k:\h'-(\\n(.wu*8/10-\*(#H+.1m+\*(#F)'\v'-\*(#V'\z.\h'.2m+\*(#F'.\h'|\\n:u'\v'\*(#V'
-.ds 8 \h'\*(#H'\(*b\h'-\*(#H'
-.ds o \\k:\h'-(\\n(.wu+\w'\(de'u-\*(#H)/2u'\v'-.3n'\*(#[\z\(de\v'.3n'\h'|\\n:u'\*(#]
-.ds d- \h'\*(#H'\(pd\h'-\w'~'u'\v'-.25m'\f2\(hy\fP\v'.25m'\h'-\*(#H'
-.ds D- D\\k:\h'-\w'D'u'\v'-.11m'\z\(hy\v'.11m'\h'|\\n:u'
-.ds th \*(#[\v'.3m'\s+1I\s-1\v'-.3m'\h'-(\w'I'u*2/3)'\s-1o\s+1\*(#]
-.ds Th \*(#[\s+2I\s-2\h'-\w'I'u*3/5'\v'-.3m'o\v'.3m'\*(#]
-.ds ae a\h'-(\w'a'u*4/10)'e
-.ds Ae A\h'-(\w'A'u*4/10)'E
-. \" corrections for vroff
-.if v .ds ~ \\k:\h'-(\\n(.wu*9/10-\*(#H)'\s-2\u~\d\s+2\h'|\\n:u'
-.if v .ds ^ \\k:\h'-(\\n(.wu*10/11-\*(#H)'\v'-.4m'^\v'.4m'\h'|\\n:u'
-. \" for low resolution devices (crt and lpr)
-.if \n(.H>23 .if \n(.V>19 \
-\{\
-. ds : e
-. ds 8 ss
-. ds o a
-. ds d- d\h'-1'\(ga
-. ds D- D\h'-1'\(hy
-. ds th \o'bp'
-. ds Th \o'LP'
-. ds ae ae
-. ds Ae AE
-.\}
-.rm #[ #] #H #V #F C
-.\" ======================================================================
-.\"
-.IX Title "..::dpkg::scripts::dpkg-scansources 8"
-.TH ..::dpkg::scripts::dpkg-scansources 8 "perl v5.6.0" "2001-03-06" "User Contributed Perl Documentation"
-.UC
-.SH "名前"
-dpkg-scansources \- Sourcesファイルを生成する
-.SH "書式"
-.IX Header "SYNOPSIS"
-\&\fBdpkg-scansources\fR [switch]... \fIbinary-dir\fR [\fIoverride-file\fR
-[\fIpath-prefix\fR]] > Sources
-.SH "説明"
-.IX Header "DESCRIPTION"
-\&\fBdpkg-scansources\fR は与えられた \fIbinary-dir\fR の中の \fI.dsc\fR
-ファイルをスキャンする。これらはDebianソースインデックスを生成するのに
-使われる。Debianソースインデックスは標準出力に出力される。
-.PP
-\fIoverride-file\fR が与えられていると、出力されるインデックスレコードに
-優先度をあたえ、\fI.dsc\fRファイルにあるメンテナのフィールドを上書きする
-ことができる。このファイルの書式については dpkg-scanpackagesのマニュアルを
-参照のこと。\s-1注意:\s0 overrideファイルはバイナリパッケージにより
-インデックスされており、ソースパッケージではインデックスされていないので、
-問題がある。現在の実装では\fI.dsc\fRファイルにより生成されたすべての
-バイナリパッケージでの最も高い優先度をソースパッケージの優先度としている。
-\fI.dsc\fRファイルでリストされている最初のバイナリパッケージのエントリを
-メンテナ情報の修正に使っている。これは変更されるかもしれない。
-.PP
-\fIpath-prefix\fR が与えられていると、生成されたソースインデックスの
-directoryフィールドの前に追加される。一般的にはdirectoryフィールドが
-Debianアーカイブ階層のトップからのパスになるようにするためにこれを使う。
-.SH "オプション"
-.IX Header "OPTIONS"
-.Ip "\fB\*(--debug\fR" 4
-.IX Item "debug"
-デバッグをオンにする。
-.Ip "\fB\*(--help\fR" 4
-.IX Item "help"
-利用情報を表示して終了する。
-.Ip "\fB\-n\fR, \fB\*(--no-sort\fR" 4
-.IX Item "-n, no-sort"
-インデックスレコードをソートしない。通常はソースパッケージ名でソートされる。
-.Ip "\fB\-s\fR, \fB\*(--source-override\fR \fIfile\fR" 4
-.IX Item "-s, source-override file"
-\fIfile\fRをsource overrideファイルとして使う。デフォルトは指定した
-overrideファイルの名前に\fI.src\.fRを追加した名前である。
-.Sp
-source overrideファイルはbinary overrideファイルとは違う書式になっている。
-source overrideファイルは二つの空白で区切られたフィールドだけからなる。
-最初はソースパッケージ名で、次がセクションである。空行とコメント行は
-いつもの通りに無視される。もしパッケージが両方のファイルにみつかった
-場合は、source overrideがセクションを設定するために使われる。
-.Ip "\fB\*(--version\fR" 4
-.IX Item "version"
-バージョン番号を表示し終了する。
-.SH "関連項目"
-.IX Header "SEE ALSO"
-\&\fIdpkg-scanpackages\fR\|(8)
-.SH "著者"
-.IX Header "AUTHOR"
-Roderick Schertler <roderick@argon.org>
-.SH 翻訳者
-鵜飼文敏 <ishikawa@linux.or.jp>
diff --git a/doc/ja/dpkg-statoverride.8 b/doc/ja/dpkg-statoverride.8
deleted file mode 100644
index 4b1b7ca82..000000000
--- a/doc/ja/dpkg-statoverride.8
+++ /dev/null
@@ -1,139 +0,0 @@
-.\" original cvs revision: 1.7
-.TH DPKG-STATOVERRIDE 8 "November 2000" "Debian project" "dpkg utililties"
-.\"O .SH NAME
-.\"O dpkg-statoverride -- override ownership and mode of files
-.SH 名前
-dpkg-statoverride \- ファイルの所有権やモードを変更する
-.\"O .SH SYNOPSIS
-.SH 書式
-\fBdpkg-statoverride\fR [options] \-\-add <user> <group> <mode> \fI<file>\fR
-.br
-\fBdpkg-statoverride\fR [options] \-\-remove \fI<file>\fR
-.br
-\fBdpkg-statoverride\fR [options] \-\-list \fI[<glob-pattern>]\fR
-.\"O .SH DESCRIPTION
-.SH 説明
-.\"O `\fBstat overrides\fR' are a way to tell dpkg to use a different owner
-.\"O or mode for a file when a package is installed. (note: I use the word
-.\"O `file' here, but in reality this can be any filesystem object that dpkg
-.\"O handles, including directories, devices, etc.). This can be used to
-.\"O force programs that are normall setuid to be install without a setuid
-.\"O flag, or only executable by a certain group.
-`\fBstat override\fR' とは、パッケージがインストールされるときに、
-ファイルの所有者やモードを変更するよう dpkg に指示する方法である
-(注意: ここでは「ファイル」という言葉を使ったが、
-実際には dpkg が扱えるファイルシステムオブジェクトならなんでもよい。
-つまりディレクトリやデバイスなどでも OK)。
-これを用いると、通常 setuid されるプログラムを setuid フラグ無しで
-インストールしたり、特定のグループのみに実行許可を与えるようにしたりできる。
-.P
-.\"O \fBdpkg-statoverride\fR is a utility to manage the list of stat
-.\"O overrides. It has three basic functions: adding, removing and listing
-.\"O overrides.
-.B dpkg-statoverride
-は stat override のリストを管理するユーティリティである。
-override を追加・削除・表示するという、3 つの基本機能がある。
-.\"O .SH OPTIONS
-.SH オプション
-.TP
-.I --add <user> <group> <mode> <file>
-.\"O Add an override for \fB<file>\fR. \fB<file>\fR does not need to exist
-.\"O when this command is used; the override will be stored and used later.
-.\"O Users and groups can be specified by their name (for example \fBroot\fR
-.\"O or \fBnobody\fR), or by their number by prepending the number with a
-.\"O `\fB#\fR' (for example \fB#0\fR or \fB#65534\fR).
-.B <file>
-の override を追加する。
-.B <file>
-はコマンドの実行時には存在していなくてもよい。
-override は保存され、後で用いられる。
-ユーザーとグループは名前 (例えば
-.B root
-とか
-.B nobody
-とか) でも指定できるし、前に `\fB#\fR' 文字をつけた数字
-(例えば
-.B #0
-とか
-.B #65534
-とか) でも指定できる。
-.TP
-.I \-\-remove <file>
-.\"O Remove an override for \fB<file>\fR.
-.B <file>
-の override を削除する。
-.TP
-.I \-\-list [<glob-pattern>]
-.\"O List all overrides. If a glob pattern is specified restrict the output
-.\"O to overrides which match the glob. If there are no overrides or none
-.\"O match the glob \fBdpkg-statoverride\fR will exit with an exitcode of 1.
-override をすべてリストする。
-glob パターンが指定された場合は、
-マッチした override のみを出力する。
-override が全くない場合や、glob にマッチするものがひとつもなかった場合は、
-.B dpkg-statoverride
-は終了コード 1 で終了する。
-.TP
-.I \-\-force
-.\"O Force an action, even if a sanity check would otherwise prohibit it.
-.\"O This is necessary to override an existing override.
-sanity チェック (正気度チェック) が禁止するような場合でも、
-動作を強制的に行う。既存の override を変更する場合には、
-これを指定する必要がある。
-.TP
-.I --update
-.\"O Immediately try to change the file to the new owner and mode if it
-.\"O exists. This is only done for \fI--add\fR.
-ファイルが存在する場合は、すぐにその所有者とモードを
-新しい値に変更しようとする。これは
-.I \-\-add
-の場合にのみ行われる。
-.TP
-.I --quiet
-.\"O Be less verbose about what we do.
-動作を無口に行う。
-.TP
-.I --help
-.\"O Show version, copyright and usage information.
-バージョン・著作権・利用方法に関する情報を表示する。
-.TP
-.I --admindir
-.\"O Change the directory of the dpkg database where the statoverride file is
-.\"O also stored. Defaults to /var/lib/dpkg.
-dpkg データベースのディレクトリを変更する。
-statoverride のファイルもここに保存される。
-デフォルトは /var/lib/dpkg。
-.\"O .SH FILES
-.SH ファイル
-.TP
-.I /var/lib/dpkg/statoverride
-.\"O File which contains the current list of stat overrides of the system. It
-.\"O is located in the dpkg administration directory, along with other files
-.\"O important to dpkg, such as `status' or `available'.
-システムの現在の stat override のリストが書かれたファイル。
-dpkg の管理ディレクトリに、dpkg に取って重要な他のファイル
-(`status' や `available' など) といっしょに置かれる。
-.br
-.\"O Note: dpkg-statoverride preserves the old copy of this file, with
-.\"O extension "-old", before replacing it with the new one.
-注意: dpkg-statoverride はこのファイルを新しく書き変える前に、
-古いコピーを "-old" を追加した名前で保存する。
-.\"O .SH SEE ALSO
-.SH 関連項目
-.BR dpkg (8)
-.\"O .SH AUTHOR
-.SH 著者
-Copyright 2000 Wichert Akkerman
-.UR mailto:wakkerma@debian.org
-<wakkerma@debian.org>
-.UE
-.sp
-This is free software; see the GNU General Public Licence version 2 or
-later for copying conditions. There is NO warranty.
-.SH 翻訳者
-中野武雄 <nakano@apm.seikei.ac.jp>
-.SH 翻訳者注
-このマニュアルページは dpkg パッケージに付属の
-.BR dpkg-statoverride (8)
-の日本語訳である。
-翻訳対象は CVS revision が 1.7 のものである。
diff --git a/doc/ja/dpkg.8 b/doc/ja/dpkg.8
deleted file mode 100644
index e5a274534..000000000
--- a/doc/ja/dpkg.8
+++ /dev/null
@@ -1,627 +0,0 @@
-.\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source.
-.\" Original manpage cvs revision 1.25
-.\" Translated by Hiroshi KISE <fuyuneko@ryuku.ne.jp>
-.\" Last modified: Thu Apr 26 01:00:00 JST 2001
-.\"WORD: package maintainers パッケージ管理者
-.\"WORD: command line options コマンドライン・オプション
-.\"WORD: command line parameter コマンドライン引き数
-.\"WORD: action (parameter) アクション
-.\"WORD: parameter 引き数
-.\"WORD: install インストール
-.\"WORD: remove 削除
-.\"WORD: purge 完全削除
-.\"WORD: medium-level tool 中間レベルツール
-.\"WORD: user-friendly ユーザフレンドリ
-.\"WORD: front-end フロントエンド
-.\"WORD: action アクション
-.\"WORD: configure 設定
-.\"WORD: wildchars ワイルド文字
-.\"WORD: installed package status database インストール済みパッケージ状況データベース
-.\"WORD: control-information 制御情報
-.\"WORD: deconfiguration 設定を無効にする
-.\"WORD: bitwise-or ビットごとの論理和
-.\"WORD: forgotten by dpkg dpkg に管理されていない
-.\"WORD: don't care 無視する
-.\"WORD: conflicts 競合する
-.\"WORD: hold (パッケージの)変更禁止
-.\"WORD: avail 利用可能
-.TH DPKG 8 "April 12, 1998" "Debian Project" "dpkg suite"
-.SH 名前
-dpkg \- Debian 中間レベルパッケージマネージャ
-
-.SH 書式
-.B dpkg
-[\fIoptions\fP] \fIaction\fP
-
-.SH 警告
-このマニュアルは、\fBdpkg\fP のコマンドライン・オプションや
-パッケージ状態について、\fBdpkg --help\fP で得られる情報よりも
-さらに詳細に理解したい利用者のために書かれたものである。
-
-パッケージ管理者は、\fBdpkg\fP がどのようにパッケージをインストール
-するのかを理解するという目的では、このマニュアルを\fI読まない\fPほうがよい。
-パッケージをインストールするときや削除するときの \fBdpkg\fP の動作に
-関する記述は、特に不十分である。
-\fBdpkg\fP のよりくわしい情報については、
-Gnu Info システムにある \fIdebian-faq\fP の \fIPackage Management System\fP
-というトピックを参照すること。
-Debian パッケージの作成については、同じところにある
-\fIDebian Package Management Tools\fP を参照すること。
-(訳注: Gnu Info 形式の \fIdebian-faq\fP は存在しないようである。
-その代わり、doc-debian パッケージをインストールした状態の
-/usr/share/doc/debian/FAQ ディレクトリに HTML 形式で置かれている)。
-
-.SH 説明
-\fBdpkg\fP は、Debian GNU/Linux のパッケージの、インストール、構築、
-削除、管理をするためのツールである。
-\fBdselect\fP(8) は、\fBdpkg\fP の代表的なフロントエンドで、
-よりユーザフレンドリなツールである。
-\fBdpkg\fP は、コマンドライン引き数によって完全に制御することができる。
-コマンドライン引き数は、1つのアクションと、0個以上のオプションとで構成される。
-アクションは、dpkg に何をさせるのかを指定し、オプションはそのアクションの
-ふるまいを制御する。
-
-また、\fBdpkg\fP は \fBdpkg-deb\fP のフロントエンドとしても使うことができる。
-以下のアクションは \fBdpkg-deb\fP のアクションであり、\fBdpkg\fP に
-これらを引き数として与えると、\fBdpkg-deb\fP に同じ引き数を
-与えて起動する。
-.nf
- \fB-b\fP, \fB--build\fP,
- \fB-c\fP, \fB--contents\fP,
- \fB-I\fP, \fB--info\fP,
- \fB-f\fP, \fB--field\fP,
- \fB-e\fP, \fB--control\fP,
- \fB-x\fP, \fB--extract\fP,
- \fB-X\fP, \fB--vextract\fP,
- \fB--fsys-tarfile\fP
-.fi
-これらのアクションについては、\fBdpkg-deb\fP(1) にくわしい情報がある。
-
-.SH パッケージに関する情報
-\fBdpkg\fP は、いくつかの利用可能なパッケージに関する有用な情報を
-管理している。この情報は、\fBパッケージ状態\fP、\fBパッケージ選択状態\fP、
-そして\fBフラグ\fPの3つに分類できる。これらの値は主に \fBdselect\fP に
-よって変更される。
-.SS パッケージ状態
-.TP
-.B installed
-パッケージの展開と設定が完了している。
-.TP
-.B half-installed
-パッケージのインストールは開始しているが、何らかの理由で完了していない。
-.TP
-.B not-installed
-パッケージはシステムにインストールされていない。
-.TP
-.B unpacked
-パッケージは展開されたが、設定はされていない。
-.TP
-.B half-configured
-パッケージは展開され、設定も開始しているが何らかの理由によって
-完了していない。
-.TP
-.B config-files
-パッケージの設定ファイルだけが存在している。
-.SS パッケージ選択状態
-.TP
-.B install
-パッケージはインストールするように選択されている。
-.TP
-.B deinstall
-パッケージは deinstallation するように選択されている
-(設定ファイルを除くすべてのファイルを削除したい)。
-.TP
-.B purge
-パッケージは purge するように選択されている
-(設定ファイルも含めたすべてのファイルを削除したい)。
-.SS パッケージフラグ
-.TP
-.B hold
-パッケージは \fBhold\fP (変更禁止)されている。これは \fB--force-hold\fP
-で強制しない限り \fBdpkg\fP で扱わないということである。
-.TP
-.B reinst-required
-パッケージは \fBreinst-required\fP されている。これは、壊れている
-状態でインストールされていて、再インストールが要求されていると
-いうことである。このパッケージは \fB--force-reinstreq\fP で強制しない
-限り、削除することができない。
-
-.SS アクション
-.TP
-\fBdpkg -i\fP | \fB--install\fP \fIpackage_file\fP...
-指定したパッケージをインストールする。もし \fB--recursive\fP または \fB-R\fP
-オプションを指定する場合、\fIpackage_file\fP に、参照するディレクトリを
-指定しなければならない。
-
-インストールは、以下の手順で構成されている。
-.br
-
-\fB1.\fP インストールするパッケージの制御ファイルを取り出す。
-.br
-
-\fB2.\fP もし同じパッケージの別のバージョンがすでにインストール
-済みの場合、新しいパッケージのインストールの前に、インストール済みの
-パッケージの \fIprerm\fP スクリプトを実行する。
-.br
-
-\fB3.\fP もしパッケージが \fIpreinst\fP スクリプトを提供している場合、
-それを実行する。
-.br
-
-\fB4.\fP 新しいファイルを展開する。同時に、失敗したときに元に戻せるように、
-古いファイルを保存する。
-.br
-
-\fB5.\fP もし同じパッケージの別のバージョンがすでにインストール済みの場合、
-先にインストールされていたパッケージの \fIpostrm\fP を実行する。この
-スクリプトが、新しいパッケージの \fIpreinst\fP の後に実行されることに
-注意すること。これは、新しいファイルが書き込まれるのと同時に古いファイルが
-削除されるためである。
-.br
-
-\fB6.\fP パッケージの設定をする。これがどのように実行されるか、
-\fB--configure\fP の項にくわしい情報がある。
-.TP
-\fB dpkg --unpack \fP\fIPackage_file\fP ... パッケージを展開する、しかし
-設定はしない。もし \fB--recursive\fP または \fB-R\fP オプションを
-指定する場合、\fIPackage_file\fP に、参照するディレクトリを指定
-しなければならない。
-.TP
-\fBdpkg --configure \fP\fIpackage\fP ... | \fB-a\fP | \fB--pending\fP
-展開済みのパッケージを再設定する。もし、\fB-a\fP または \fB--pending\fP
-を指定した場合、まだ設定されていない展開済みのすべてのパッケージを設定する。
-
-設定は、以下の手順で構成されている。
-.br
-
-\fB1.\fP
-設定ファイルを展開する。同時に、失敗したときに元に戻せるように、
-古い設定ファイルを保存する。
-.br
-
-\fB2.\fP
-もしパッケージが \fIpostinst\fP スクリプトを提供している場合、それを実行する。
-.TP
-\fBdpkg -r\fP | \fB--remove\fP | \fB-P\fP | \fB--purge \fP\fIpackage\fP ... | \fB-a\fP | \fB--pending\fP
-インストール済みのパッケージを削除する。
-\fB-P\fP または \fB--purge\fP は、設定ファイルを含むすべてを削除する。
-\fB--remove\fP は、設定ファイルを除いたすべてを削除する(設定ファイルの一覧は、
-\fIconffiles\fP コントロールファイルにある)。
-引き数として、パッケージ名の代わりに \fB-a\fP または \fB--pending\fP が
-指定された場合には、\fI/var/lib/dpkg/status\fP ファイルに remove または
-purge の印を持つすべての展開済みパッケージを、それぞれ remove または
-purge する。
-
-パッケージの削除は以下の手順で構成されている。
-.br
-\fB1.\fP \fIprerm\fP スクリプトを実行する。
-.br
-
-\fB2.\fP インストールしたファイルを削除する。
-.br
-
-\fB3.\fP \fIpostrm\fP スクリプトを実行する。
-.br
-.TP
-.BI "dpkg -p|--print-avail " package
-\fI/var/lib/dpkg/available\fP にある \fIpackage\fP に関する情報を
-表示する。
-.TP
-\fBdpkg --update-avail\fP | \fB--merge-avail \fP\fIPackages-file\fP
-\fBdpkg\fP や \fBdselect\fP が管理する利用可能なパッケージの情報を更新する。
-\fB--merge-avail\fP アクションは、古い情報に \fIPackages-file\fP の情報を
-組み合わせる。
-\fB--update-avail\fP アクションは、古い情報を \fIPackages-file\fP の情報で
-置き換える。
-\fIPackages-file\fP は Debian GNU/Linux と一緒に配布されている。名前は単純に
-\fIPackages\fP である。\fBdpkg\fP は、利用可能なパッケージの情報を
-\fI/var/lib/dpkg/available\fP に記録する。
-.TP
-\fBdpkg -A\fP | \fB--record-avail\fP \fIpackage_file\fP ...
-\fBdpkg\fP や \fBdselect\fP が管理する利用可能なパッケージの情報を、
-\fIpackage_file\fP パッケージからの情報で更新する。
-もし \fB--recursive\fP または \fB-R\fP オプションを指定する場合、
-\fIPackage_file\fP に、参照するディレクトリを指定しなければならない。
-.TP
-.B dpkg --forget-old-unavail
-インストールされていなくて利用可能でないパッケージの情報を消去する。
-.TP
-.B dpkg --clear-avail
-利用可能なパッケージの情報を消去する。
-.TP
-\fBdpkg -l\fP | \fB--list\fP \fIpackage-name-pattern\fP ...
-与えられたパターンにマッチする名前のパッケージを表示する。
-もし \fIpackage-name-pattern\fP が与えられない場合は、
-\fI/var/lib/dpkg/status\fP にあるインストール済みのすべてのパッケージを
-表示する。\fIpackage-name-pattern\fP には、標準的なシェルのワイルド文字を
-使用することができる。
-(シェルにファイル名展開をさせないように、\fIpackage-name-pattern\fP を
-クオートする必要がある。例えば、\fBdpkg -l 'libc5*'\fP は
-名前が "libc5" ではじまるすべてのパッケージを表示する。)
-.TP
-\fBdpkg -s\fP | \fB--status\fP \fIpackage-name\fP ...
-指定したパッケージの状況を報告する。これは、単にインストール済みパッケージ
-状況データベースからの内容を表示している。
-.TP
-\fBdpkg -C\fP | \fB--audit\fP
-インストールが完了していないパッケージを探す。\fBdpkg\fP はインストールを
-完了させるためにどうすればよいかを提案する。
-.TP
-\fBdpkg --get-selections\fP [\fIpattern\fP...]
-パッケージ選択リストを標準出力に書き出す。
-.TP
-.B dpkg --set-selections
-パッケージ選択リストを標準入力から読み込んで設定する。
-.TP
-.B dpkg --yet-to-unpack
-インストールするために選択されたが、何らかの理由でまだインストール
-されていないパッケージを探す。
-.TP
-\fBdpkg -L\fP | \fB--listfiles\fP \fIpackage\fP ...
-\fIpackage\fP からインストールしたファイルを表示する。ただし、パッケージ
-付属のインストールスクリプトによって作成されたファイルは表示されない
-ことに注意すること。
-.TP
-\fBdpkg -S\fP | \fB--search\fP \fIfilename-search-pattern\fP ...
-指定したファイルがどのパッケージからインストールされたかを探す。
-パターンには、標準的なシェルのすべてのワイルド文字を使用することができる。
-.TP
-.B dpkg --print-architecture
-ターゲットアーキテクチャ(例えば、“i386”)を表示する。このオプションは
-\fBgcc\fP を使用する。
-.TP
-.B dpkg --print-gnu-build-architecture
-GNU バージョンのターゲットアーキテクチャ(例えば、“i486”)を表示する。
-.TP
-.B dpkg --print-installation-architecture
-インストールするホストのアーキテクチャを表示する。
-.TP
-.B dpkg --compare-versions \fIver1 op ver2\fP
-2項演算子 \fIop\fP で2つのバージョンを比較する。
-\fBdpkg\fP の返り値は、指定した条件を満たすなら成功(0)、そうでなければ
-失敗(0以外)となる。
-演算子は2つグループにわかれる。これは \fIver1\fP か \fIver2\fP が
-欠けているときのふるまいの違いによる。
-\fBlt le eq ne ge gt\fP は、欠けているバージョンがどれよりも古いとみなす。
-\fBlt-nl le-nl ge-nl gt-nl\fP は、欠けているバージョンがどれよりも新しい
-とみなす。
-\fB< << <= = >= >> >\fP は、制御ファイルの文法との互換性のためだけに
-提供されている。
-
-.TP
-.B dpkg --command-fd <n>
-ファイル記述子 \fB<n>\fPから一連のコマンドをうけいれる。注意:
-追加のオプションはコマンドラインとこのファイル記述子を通じて指定でき
-一回の実行を通じてそれらがリセットされることはない。
-.TP
-.B dpkg --help
-簡単なオプション一覧を表示する。
-.TP
-.B dpkg --force-help
-\fB--force-\fP\fIthing\fP オプション一覧を表示する。
-.TP
-.BR "dpkg -Dh " | " --debug=help"
-デバッグ用オプション一覧を表示する。
-.TP
-\fBdpkg --licence\fP | \fBdpkg --license\fP
-\fBdpkg\fP のライセンスを表示する。
-.TP
-.B dpkg --version
-\fBdpkg\fP のバージョン情報を表示する。
-.TP
-\fBdpkg-deb-actions\fP
-以下のアクションのくわしい情報は \fBdpkg-deb\fP(1) を参照すること。
-
-.nf
-\fBdpkg -b\fP | \fB--build\fP \fIdirectory\fP [\fIfilename\fP]
- Debian GNU/Linux パッケージを構築する。
-\fBdpkg -c\fP | \fB--contents\fP \fIfilename\fP
- Debian GNU/Linux パッケージに含まれるファイル一覧を表示する。
-\fBdpkg -e\fP | \fB--control\fP \fIfilename\fP [\fIdirectory\fP]
- パッケージから制御情報を取り出す。
-\fBdpkg -x\fP | \fB--extract\fP \fIfilename directory\fP
- パッケージに含まれるファイルをすべて取り出す。
-\fBdpkg -f\fP | \fB--field\fP \fIfilename\fP [\fIcontrol-field\fP] ...
- パッケージの制御フィールドを表示する。
-\fBdpkg --fsys-tarfile\fP \fIfilename\fP
- Debian パッケージに含まれる tar ファイルを表示する。
-\fBdpkg -I\fP | \fB--info\fP \fIfilename\fP [\fIcontrol-file\fP]
- パッケージに関する情報を表示する。
-\fBdpkg -X\fP | \fB--vextract\fP \fIfilename\fP \fIdirectory\fP
- パッケージに含まれるファイルを展開し、ファイル名を表示する。
-.fi
-
-.SS オプション
-すべてのオプションは、コマンドラインや \fBdpkg\fP の設定ファイルで
-ある \fI/etc/dpkg/dpkg.cfg\fP の中で指定できる。設定ファイルは、
-1 行に 1 つのオプション(コマンドラインオプションとまったく同じ、
-ただし頭のダッシュを取る)か、コメント(最初に \fB#\fR で始まる)
-で構成される。
-.br
-.TP
-\fB--abort-after=\fP\fInumber\fP
-dpkg の処理を中断させるエラー数を変更する。デフォルトは 50 である。
-.TP
-.BR -B | --auto-deconfigure
-パッケージを削除するとき、削除するパッケージに依存した別のパッケージが
-インストールされて場合がある。このオプションを指定すると、削除する
-パッケージに依存しているパッケージの設定を取り消す。
-.TP
-\fB-D\fIoctal\fP | \fB--debug=\fP\fIoctal\fP
-デバッグモードにする。
-\fIoctal\fP は、以下の一覧から望む値をビットごとの論理和で組み合わせた
-ものである(これらの値は、将来のリリースでは変更される可能性があるので
-注意すること)。\fB-Dh\fP または \fB--debug=help\fP はこれらの値を表示する。
-
- 数値 説明
- 1 一般的に役に立つ進行状況
- 2 管理スクリプトの実行状況と状態
- 10 各ファイル処理の情報
- 100 各ファイル処理の大量の情報
- 20 各設定ファイルの情報
- 200 各設定ファイルの大量の情報
- 40 依存関係、競合関係
- 400 依存関係、競合関係の大量の情報
- 1000 dpkg/info ディレクトリなどに関する大量の情報
- 2000 正気でないほどの大量の情報
-.TP
-\fB--force-\fP\fIthings\fP | \fB--no-force-\fP\fIthings\fP | \fB--refuse-\fP\fIthings\fP
-指定した \fIthings\fP を強制実行する(force)、または拒否する(refuse)
-(\fBno-force\fP と \fBrefuse\fP は同じ意味)。\fIthings\fP に、
-以下の項目をコンマで区切って指定する。\fB--force-help\fP オプションで
-これらの説明を表示する。(*)の印のものは、デフォルトで強制実行される。
-
-\fI 警告:
-これらのオプションは、おもに熟練したユーザだけが使うことを意図したものである。
-影響を完全に理解しないままにこれらを使うと、システム全体を壊してしまうかも
-しれない。\fP
-
-\fBall\fP:
-全ての強制オプションを指定する(noならば指定しない)
-
-\fBauto-select\fP(*):
-インストールするパッケージを選択し、削除するパッケージを非選択にする。
-
-\fBdowngrade\fP(*):
-インストールするパッケージよりも新しいバージョンのパッケージがすでに
-インストールされていても、インストールをする。
-
-\fBconfigure-any\fP:
-指定したパッケージに依存していて、すでに展開されているが、まだ設定されて
-いないパッケージも一緒に設定をする。
-
-\fBhold\fP:
-たとえ“hold”と印されていても、そのパッケージの処理をする。
-
-\fBremove-reinstreq\fP:
-壊れていて、再インストールが必要だと印をされていたとしても、パッケージを
-削除する。これにより、例えば、パッケージの一部が \fBdpkg\fP に管理されない
-で残るなどの問題がおこるかもしれない。
-
-\fBremove-essential\fP:
-essential とされるパッケージであっても削除する。essential パッケージには、
-たいてい最も基本的な UNIX コマンドが含まれる。これらのパッケージを削除
-すると、システム全体が動作しなくなることもあるので、注意して削除すること。
-
-\fBdepends\fP:
-すべての依存問題を警告に変える。
-
-\fBdepends-version\fP:
-依存関係の確認をするとき、バージョンを無視する。
-
-\fBconflicts\fP:
-他のパッケージと競合してもインストールする。たいていはいくつかファイルを
-上書きすることになるため、危険である。
-
-\fBconfnew\fP:
-設定ファイルが変更されていた場合、問い合わせなしに新しいバージョンの
-設定ファイルをインストールする。
-
-\fBconfold\fP:
-設定ファイルが変更されていた場合、問い合わせなしに古いバージョンの
-設定ファイルを保持する。
-
-\fBconfdef\fP:
-設定ファイルが変更されていた場合、常にデフォルトの動作をする。
-\fB--force-confnew\fP や \fB--force-confold\fP がある場合でも、常に
-デフォルトの動作をする。デフォルトがない場合は、これらのオプションの
-与え方によって新しい、または古いバージョンの設定ファイルを使用する。
-
-\fBoverwrite\fP:
-あるパッケージで提供されているファイルを、インストールするパッケージの
-ファイルで上書きする。
-
-\fBoverwrite-dir\fP
-あるパッケージで提供されているディレクトリをインストールするパッケージの
-ファイルで上書きする。
-
-\fBoverwrite-diverted\fP:
-退避(divert した)版のファイルを非退避(divert していない)版のファイル
-で上書きする。
-
-\fBarchitecture\fP:
-パッケージが間違ったアーキテクチャ用であっても処理をする。
-
-\fBbad-path\fP:
-重要なプログラムが \fBPATH\fP に含まれていなくても実行する。問題が起きる
-可能性は高い。
-
-\fBnot-root\fP:
-root でないときでも、それをインストール(または削除)しようと試みる。
-
-.TP
-\fB--ignore-depends\fP=\fIpackage\fP,...
-指定したパッケージに関する依存関係の確認を無視する(実際は、依存関係を
-確認し、競合に対して警告メッセージを出して、アクションを実行する)。
-.TP
-\fB--new\fP | \fB--old\fP
-パッケージのフォーマットが新しいか古いかを指定する。
-これは \fBdpkg-deb\fP(1) のオプションである。
-.TP
-.B --nocheck
-パッケージを構築するときに、制御ファイルの内容を読むことも確認もしない。
-これは \fBdpkg-deb\fP(1) のオプションである。
-.TP
-.B --no-act
-期待される動作をすべて実行するが、どのような変更も書き込まない。
-これは、実際にはシステムに何の変更も加えずに、指定したアクションで
-何がおこるのかを確認するためのものである。
-
-オプション \fB--no-act\fP は、必ずアクションより前に与えること。
-さもなくば、望ましくない結果が起きる可能性がある。
-(例えば、システムに何も変更を加えるつもりがないのに、
-\fBdpkg --purge foo --no-act\fP を実行すると、最初にパッケージ foo が
-本当に purge され、次にパッケージ --no-act が purge されることになる)
-.TP
-\fB-R\fP | \fB--recursive\fP
-指定したディレクトリを再帰的に検索し、みつけた \fB*.deb\fP という
-パターンにマッチするファイルをすべて扱う。これは、\fB-i\fP, \fB-A\fP,
-\fB--install\fP, \fB--unpack\fP そして \fB--avail\fP
-アクションとともに使うことができる。
-.TP
-\fB-G\fP
-インストール済みのパッケージのほうがバージョンが新しければ、インストール
-しない。これは \fB--refuse-downgrade\fP の別名である。
-.TP
-\fB--root=\fP\fIdir\fP | \fB--admindir=\fP\fIdir\fP | \fB--instdir=\fP\fIdir\fP
-デフォルトのディレクトリを変更する。\fBadmindir\fP はインストール済みの
-パッケージやインストールされていないパッケージの状態に関する情報などを
-提供する、多数のファイルが格納されているディレクトリで、デフォルトは
-\fI/var/lib/dpkg\fP である。\fBinstdir\fP はパッケージがインストール
-するときに参照されるディレクトリで、デフォルトは \fI/\fP である。
-また、\fBinstdir\fP は、パッケージのインストールスクリプトが実行
-される前に \fBchroot\fP(2) するディレクトリのパスである。つまり、
-スクリプトは \fBinstdir\fP をルートディレクトリとみなす。
-\fBroot\fP を変更すると、\fBinstdir\fP を \fIdir\fP に、\fBadmindir\fP
-を \fIdir\fP\fB/var/lib/dpkg\fP に変更する。
-.TP
-\fB-O\fP | \fB--selected-only\fP
-インストール(または削除)作業のために選択したパッケージのみを処理する。
-実際には、\fBdselect\fP や \fBdpkg\fP を使って複数のパッケージを選択する。
-例えば、あるパッケージが削除されるとき、そのパッケージはインストール
-作業で選択状態になるはずである。
-
-
-インストール(またはアップグレード)の指定をされているパッケージだけを
-処理する。インストールの指定は、\fBdselect\fP や \fBdpkg\fP で行なう。
-.TP
-.BR -E " | " --skip-same-version
-すでに同じバージョンのパッケージがインストールされていたら、インストール
-しない。
-.TP
-\fB--status-fd \fP\fI<n>\fP
-ファイル記述子 \fI<n>\fPにパッケージ状態の情報を送る。これは複数与えることが
-できる。状態の情報は `status: <pkg>: <pkg qstate>'の形式である。
-
-.SH ファイル
-.TP
-.I /etc/dpkg.cfg
-オプションのデフォルト値を記述する設定ファイル。
-.P
-このほかの、以下に示すファイル一覧はデフォルトの値である。どのようにして
-ファイルの位置を変更するかについては、\fB--admindir\fP オプションの項を
-参照すること。
-.TP
-.I /var/lib/dpkg/available
-使用できるパッケージの一覧。
-.TP
-.I /var/lib/dpkg/status
-使用できるパッケージの状態。このファイルは、パッケージに削除の印があるか
-どうか、インストール済みかどうか、などの情報が含まれている。くわしくは、
-\fB パッケージに関する情報\fP の項を参照すること。
-.P
-以下のファイルはバイナリパッケージを構成するファイルである。これらの
-ファイルに関するくわしい情報は、\fBdeb\fP(5) を参照すること。
-.TP
-.I control
-.TP
-.I conffiles
-.TP
-.I preinst
-.TP
-.I postinst
-.TP
-.I prerm
-.TP
-.I postrm
-
-.SH 環境変数
-.TP
-.B DPKG_NO_TSTP
-任意の値で定義すると、シェルエスケープをしたときに \fBdpkg\fP自体 を一時停止
-(suspend)するのではなく、新しいシェルを起動する。
-.TP
-.B SHELL
-\fBdpkg\fP が新しいシェルを起動するときに、実際に起動するプログラム。
-.TP
-.B COLUMNS
-\fBdpkg\fPが整形テキストを表示する時に参照するコラム数。
-現在は -l オプションでのみ参照されている。
-
-.SH 例
-vi エディタに関連のあるパッケージの一覧を表示する。
-.br
-\fB dpkg -l '*vi*'\fP
-.br
-
-2つのパッケージの \fI/var/lib/dpkg/available\fP にある項目を表示する。
-.br
-\fB dpkg --print-avail elvis vim | less\fP
-.br
-
-自分でパッケージのリストから検索する。
-.br
-\fB less /var/lib/dpkg/available\fP
-.br
-
-elvis パッケージを削除する。
-.br
-\fB dpkg -r elvis\fP
-.br
-
-パッケージをインストールするには、まずそのパッケージをアーカイブや
-CDROMから探す必要がある。“available”ファイルによれば、vimパッケージは
-“editors”セクションに属している。
-.br
-\fB cd /cdrom/hamm/hamm/binary-i386/editors\fP
-\fB dpkg -i vim_4.5-3.deb\fP
-.br
-
-パッケージ選択状況のコピーを作成する。
-.br
-\fB dpkg --get-selections >myselections\fP
-.br
-
-このファイルをほかのコンピュータに転送して、インストールする。
-.br
-\fB dpkg --set-selections <myselections\fP
-.br
-これは実際にはインストールも削除もしないことに注意。これは単に
-要求しているパッケージの選択状態を設定するだけである。実際に
-要求しているパッケージをダウンロードしインストールするには別の
-アプリケーションが必要である。
-
-通常、パッケージの選択状態を変更するには \fBdselect\fP(8) を
-使用するほうが便利である。
-.br
-.SH 関連項目
-\fBdselect\fP(8),
-\fBdpkg-deb\fP(1),
-\fBdeb\fP(5),
-\fBdeb-control\fP(5)
-
-.SH バグ
-
-\fB--no-act\fP の提供する情報はたいていの場合、不充分である。
-.SH 著者
-.nf
-\fBdpkg\fPに貢献した人のリストは \fB/usr/share/doc/dpkg/THANKS\fPに
-挙げてある。
-.fi
-.SH 日本語版翻訳
-喜瀬浩 <fuyuneko@ryukyu.ne.jp>
-.SH 日本語版校正
-Debian JP Documentation ML <debian-doc@debian.or.jp>
-.SH 翻訳者注
-このマニュアルページは dpkg パッケージのバージョン1.9.0に付属の
-dpkg(8)の日本語訳である。
diff --git a/doc/ja/dselect.8 b/doc/ja/dselect.8
deleted file mode 100644
index 0c6359d5e..000000000
--- a/doc/ja/dselect.8
+++ /dev/null
@@ -1,171 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.TH DSELECT 8 "January 2000" "Debian Project" "Debian GNU/Linux"
-.\"original revision:1.2
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1998 Koichi Sekido
-.\" all rights reserved.
-.\" Translated Tue Aug 4 15:27:29 JST 1998
-.\" by Koichi Sekido <sekido@mbox.kyoto-inet.or.jp>
-.\"
-.\" WORD: parameter 引数
-.\" WORD: user interface ユーザインタフェース
-.\" WORD: anonymous FTP 匿名 FTP
-.\"
-.\" .SH NAME
-.SH 名前
-.\" dselect \- console Debian package handling frontend
-dselect \- コンソール用 Debian パッケージ管理フロントエンド
-.\" .SH SYNOPSIS
-.SH 書式
-.B dselect
-[--admindir <directory>] [--help] [--version] [--licence | --license]
-[--expert] [--debug <file> | -D <file>] [\fI<action>\fP]
-.\" .SH DESCRIPTION
-.SH 説明
-.\" .B dselect
-.\" is the primary user interface for installing, removing and managing
-.\" Debian GNU/Linux packages. It is an front-end to
-.\" .B dpkg(8).
-.\" Normally
-.\" .B dselect
-.\" is invoked without parameters, but some commandline parameters are still
-.\" available.
-.B dselect
-は Debian GNU/Linux のパッケージをインストールしたり削除したり管理したり
-するための代表的なユーザインタフェースである。dselect は
-.B dpkg(8)
-のフロントエンドである。通常
-.B dselect
-は引数なしで起動されるが、指定可能なコマンドライン引数もある。
-.PP
-.\" The usage of
-.\" .B dselect
-.\" is pretty self-explanatory, and an internal help-system is included,
-.\" which describes the keystrokes and some general concepts.
-.\" .I Read the help.
-.B dselect
-の使い方は、使用中に説明されるようになっている。キー操作と概要を示すヘル
-プも含まれている。
-.I ヘルプを読まれたい。
-.\" .SS ACTIONS
-.SS アクション
-.TP
-.B Access
-.\" Chooses an access `method' to use to find package repository. By default,
-.\" there exist several methods such as "floppy", "harddisk", "cdrom", but
-.\" other packages you install can provide additional methods, e.g. "apt"
-.\" or "multi_cd" etc.
-パッケージリポジトリを検索するために使用するアクセス「メソッド」を
-選択する。デフォルトでは "floppy"、"harddisk"、"cdrom" のようない
-くつかのメソッドが存在するが、追加パッケージをインストールすることに
-より、それ以外のメソッド(例えば、"apt" 等)が利用できるようになる。
-.TP
-.B Update
-.\" Updates list of packages available to dpkg/dselect with data from the
-.\" chosen repository Packages file(s).
-選択したパッケージファイルリポジトリからのデータを取得して dpkg と
-dselect が利用するパッケージ一覧を更新する。
-.TP
-.B Select
-.\" Selects individual packages to install.
-インストールするパッケージを個別に選択する。
-.TP
-.B Install
-.\" Installs selected packages.
-選択したパッケージをインストールする。
-.TP
-.B Config
-.\" Configures any previously not configured packages.
-未設定のパッケージを設定する。
-.TP
-.B Remove
-.\" Removes or purges deselected packages.
-パッケージを削除(remove)、または完全削除(purge)する。
-.TP
-.B Quit
-.\" Exit dselect (successfully).
-dselect を終了する。
-.\" .SH OPTIONS
-.SH オプション
-.TP
-.\" .B --admindir <directory>
-.B --admindir <ディレクトリ>
-.\" Changes the directory where the dpkg `status', `available' and similar
-.\" files are located. This defaults to
-.\" .I /var/lib/dpkg
-.\" and normally there shouldn't be any need to change it.
-dpkg が使用する `status' ファイルや `available' ファイル等を置く
-ディレクトリを変更する。デフォルトでは
-.I /var/lib/dpkg
-であり、通常ではこれを変更する必要はない。
-.TP
-.\" .B --debug <file> | -D<file>
-.B --debug <ファイル> | -D<ファイル>
-.\" Turn on debugging. Debugging information is sent to
-.\" .I <file>.
-デバッグを有効にする。デバッグ情報は
-.I <ファイル>
-に送られる。
-.TP
-.B --expert
-エキスパートモードを有効にする。
-冗長なヘルプメッセージを表示しない。
-.TP
-.B --help
-.\" Print a brief help text and exit successfully.
-簡単なヘルプを表示し、正常終了する。
-.TP
-.B --licence | --license
-.\" Displays the dselect copyright and license information and exits successfully.
-dselect のコピーライトとライセンス情報を表示し、正常終了する。
-.TP
-.B --version
-.\" Print version information and exit successfully.
-バージョン情報を表示し、正常終了する。
-.\" .SH BUGS
-.SH バグ
-.\" The
-.\" .B dselect
-.\" package selection interface is confusing or even alarming to the new
-.\" user.
-.B dselect
-パッケージ選択のインタフェースは混乱を招きやすく、新しいユーザを不安にさ
-せることすらある。
-.sp
-.B dselect
-.\" doesn't handle Recommends: field very well, and doesn't understand
-.\" Replaces: at all.
-は、Recommends: フィールドをうまく取り扱えない。また、Replaces: を
-理解しない。
-.sp
-.\" There is no easy way to automatically download and install packages
-.\" via anonymous FTP with default access methods (APT does this).
-デフォルトのアクセスメソッドには、匿名 FTP によってパッケージを自動
-ダウンロード、インストールする簡単な方法がない
-(ATP ではこれが可能である)。
-.\" .SH SEE ALSO
-.SH 関連項目
-.BR dpkg (8),
-.BR deb (5).
-.\" .SH AUTHORS
-.SH 著者
-.B dselect
-.\" was written by Ian Jackson (ijackson@gnu.ai.mit.edu). Full list of
-.\" contributors may be found in `dselect --license'.
-は Ian Jackson (ijackson@gnu.ai.mit.edu) によって書かれた。
-このプログラムへの貢献者全一覧は `dselect --license' で参照できる。
-.br
-.\" This manual page was written by Juho Vuori <javuori@cc.helsinki.fi>
-.\" and updated by Josip Rodin.
-このマニュアルは Juho Vuori <javuori@cc.helsinki.fi> によって書かれ、
-Josip Rodin によって更新された。
-.B dselect
-は Ian Jackson (ijackson@gnu.ai.mit.edu) によって書かれた。
-.SH 翻訳者
-関戸 幸一 <sekido@mbox.kyoto-inet.or.jp>
-.br
-鍋谷 栄展 <nabe@debian.or.jp>
-
-.\" Local Variables:
-.\" mode: nroff
-.\" comment-start: "\.\\\" "
-.\" End:
diff --git a/doc/ja/install-info.8 b/doc/ja/install-info.8
deleted file mode 100644
index 6298829b0..000000000
--- a/doc/ja/install-info.8
+++ /dev/null
@@ -1,492 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\" Install-info and this manpage are Copyright 1994 by Ian Jackson.
-.\"
-.\" This is free software; see the GNU General Public Licence version 2
-.\" or later for copying conditions. There is NO warranty.
-.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1998 Koichi Sekido
-.\" all rights reserved.
-.\" Translated Tue Jul 7 11:31:24 JST 1998
-.\" by Koichi Sekido <sekido@mbox.kyoto-inet.or.jp>
-.\" Updated Wed Apr 25 2001 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
-.\" original cvs revision: 1.3
-.\"
-.\" WORD: basename ベースネーム
-.\"
-.TH INSTALL-INFO 8 "29th November 1995" "Debian Project" "dpkg utilities"
-.\"O .SH NAME
-.\"O install\-info \- create or update entry in Info directory
-.SH 名前
-install\-info \- Info ディレクトリにエントリを作成したり更新したりする
-.\"O .SH SYNOPSIS
-.SH 書式
-.B install\-info
-[\-\-version] [\-\-help] [\-\-debug] [\-\-maxwidth=nnn]
-[\-\-section regexp title] [\-\-infodir=xxx] [\-\-align=nnn]
-[\-\-quiet] [\-\-menuentry=xxx] [\-\-description=xxx]
-[\-\-remove | \-\-remove-exactly ]
-[\-\-] filename
-.\"O .SH DESCRIPTION
-.SH 説明
-.PP
-.\"O .B install-info
-.\"O makes, updates or removes entries in the Info directory, the
-.\"O .B dir
-.\"O file. When updating or creating entries, if no description is
-.\"O specified on the command line or in the Info file it attempts to guess
-.\"O a description from the contents of the file.
-.B install-info
-は、Info ディレクトリの
-.B dir
-ファイルにエントリを作成・更新・削除する。作成か更新の場合、
-コマンドラインにも Info ファイルにも説明文が指定されていなかったら、
-ファイルの中身から説明文を推測しようとする。
-
-.\"O See the description of the
-.\"O .B \-\-section
-.\"O option for details of where the entry will be placed and a description
-.\"O of the expected format of the
-.\"O .B dir
-.\"O file.
-エントリの置かれる位置や
-.B dir
-ファイルの望ましい形式の説明については、
-.B \-\-section
-の記述を見られよ。
-.\"O .SS OPTIONS
-.SS オプション
-.TP
-.BI "[\-\-] " filename
-.\"O Gives the filename of the Info file whose menu entry is to be created,
-.\"O updated or removed. If
-.\"O .B \-\-remove-exactly
-.\"O is specified, then
-.\"O .I filename
-.\"O should be the exact entry name to be removed (i.e. "emacs-20/emacs" or
-.\"O "gcc"), otherwise the basename of this filename is used as the
-.\"O referent of the menu entry which is created, unless there's an
-.\"O overriding START-INFO-DIR entry inside the given file. This file must
-.\"O therefore exist (or be about to be installed, or have previously
-.\"O existed when removing an entry) in the same directory as the
-.\"O .B dir
-.\"O file (see the
-.\"O .B \-\-infodir
-.\"O option).
-メニューエントリを作成・更新・削除したい Info ファイルのファイル名を与える。
-.B \-\-remove-exactly
-が指定された場合は、
-.I filename
-は削除対象の正確なエントリ名 (例えば "emacs-20/emacs" とか "gcc")
-でなければならない。
-指定されなかった場合は、このファイル名のベースネームが
-作成されるメニューエントリのリファレンスとして使われる
-(ただしそのファイルの内部で
-START-INFO-DIR による上書きがされている場合は除く)。
-従ってこのファイルは
-.B dir
-ファイルと同じディレクトリに存在していなけらばならない。
-あるいは、ほぼインストールされているか、
-エントリ削除の場合は以前存在していたか、でなければならない。
-.B \-\-infodir
-オプションを参照せよ。
-
-.\"O If
-.\"O .I filename
-.\"O ends in
-.\"O .B .gz
-.\"O it is taken to refer to a file compressed with GNU gzip; if it doesn't
-.\"O exist, but a corresponding
-.\"O .IB filename .gz
-.\"O does, the latter is used instead.
-.I filename
-が
-.B .gz
-で終わっていたら、GNU gzip で圧縮されているファイルであるとみなされる。
-.I filename
-は存在しないがこれに対応する
-.IB filename .gz
-が存在する場合は、替わりに
-.IB filename .gz
-が使われる。
-
-.\"O When adding or updating entries the file must exist at the path
-.\"O specified (possibly with an additional
-.\"O .B .gz
-.\"O extension).
-エントリを追加か更新するときは、ファイル(拡張子
-.B .gz
-が付加的に付いているかもしれない
-は指定されたパスに存在していなければならない。
-.TP
-.B \-\-remove
-.\"O Specifies that the entry for the file
-.\"O .I filename
-.\"O is to be removed; by default entries are created or updated.
-ファイル
-.I filename
-のエントリを削除することを指定する。
-デフォルトではエントリは作成もしくは更新される。
-
-.\"O If the removal results in a section becoming empty the section heading
-.\"O (and the spare blank line) will be removed as well, unless this is the
-.\"O last section in the file or
-.\"O .B \-\-keep\-old
-.\"O is specified. See the
-.\"O .B \-\-section
-.\"O option for details about the expected format of the
-.\"O .B dir
-.\"O file.
-削除の結果セクションが空っぽになる場合、
-これがファイルの最後のセクションでないか
-.B \-\-keep\-old
-が指定されるかしていなかったら、セクション見出しも同様に削除される。
-.B dir
-ファイルの望ましい形式の説明については、
-.B \-\-section
-の記述を見られよ。
-
-.\"O If there are several suitable entries in the
-.\"O .B dir
-.\"O file only those in the first matching contiguous group will be removed
-.\"O and the others silently ignored.
-あてはまるエントリが
-.B dir
-ファイルにいくつかある場合、
-最初にマッチしたカテゴリグループのものが削除され、
-残りは無視される。
-
-.\"O It is not an error for no suitable entry to be found, though
-.\"O .B install\-info
-.\"O will issue a warning unless the
-.\"O .B \-\-quiet
-.\"O option was specified.
-.B install\-info
-は
-.B \-\-quiet
-オプションが指定されない限り警告を発するが、このオプションについては、
-あてはまるエントリが見つからなくてもエラーにはならない。
-
-.\"O When
-.\"O .B \-\-remove
-.\"O is specified the
-.\"O .BR \-\-maxwidth ", " \-\-align " and " \-\-calign
-.\"O formatting options are silently ignored.
-.B \-\-remove
-オプションが指定された場合、
-.BR \-\-maxwidth " , " \-\-align " ," \-\-calign
-の整形オプションは無視される。
-.TP
-.B \-\-remove-exactly
-.\"O This option is essentially the same as
-.\"O .B \-\-remove
-.\"O except that
-.\"O .I filename
-.\"O is taken as the exact entry to be removed, rather than as the name
-.\"O of an existing file. This can be important when trying to remove
-.\"O entries that refer to info files in subdirectories
-.\"O (i.e. "emacs-20/emacs") because
-.\"O .B \-\-remove
-.\"O will operate on the basename of the given
-.\"O .I filename
-.\"O rather than the exact name given. (i.e.
-.\"O .B \-\-remove
-.\"O "emacs-20/emacs" would cause
-.\"O .B install-info
-.\"O to look for "emacs", not "emacs-20/emacs").
-このオプションは基本的には
-.B \-\-remove
-と同じだが、ただし
-.I filename
-を削除対象となる既存のファイルとしてではなく、
-削除対象のエントリそのものとみなす。
-この違いは、サブディレクトリの info ファイルを参照しているエントリ
-(例えば "emacs-20/emacs" など) を削除しようとする場合に重要となる。
-なぜなら
-.B \-\-remove
-は与えられた
-.I filename
-そのものではなく、そのベースネームに作用するからである
-(つまり
-.B \-\-remove
-"emacs-20/emacs" とすると、
-.B install-info
-は "emacs-20/emacs" ではなく "emacs" を対象とする)。
-.TP
-.BI "\-\-section " "regexp title"
-.\"O Specifies that, if a new entry is to be made, it should be placed in a
-.\"O section of the
-.\"O .B dir
-.\"O file whose title matches
-.\"O .IR regexp .
-.\"O If no such section exists one will be created as the second last
-.\"O section in the file (see below), with title
-.\"O .IR title .
-.\"O A section is a part of the
-.\"O .B dir
-.\"O menu delimited by blank lines; the first line is assumed to be the
-.\"O title.
-新しいエントリを作るときに、
-.B dir
-ファイルの中でタイトルが
-.IR regexp
-にマッチするセクションに配置することを指定する。
-該当するセクションが存在しなかったら、
-ファイルの最後から二番目のセクション(後述)として
-.I title
-というタイトルで作られる。
-セクションとは
-.B dir
-メニューの中の一部で、空白行で区切られたものである。
-セクションの先頭行はタイトルとして扱われる。
-
-.\"O If a new entry is to be created
-.\"O .B install-info
-.\"O will attempt to insert it within the section according in alphabetic
-.\"O order; if the entries in the section aren't already sorted the new
-.\"O location within the section will be unpredictable. The order of
-.\"O existing entries will not be changed.
-新たなエントリを作るとき、
-.B install-info
-はセクションの中でアルファベット順にそれを挿入しようとする。
-セクション中のエントリがあらかじめソートされていなかったら、
-セクション中の位置は予測できない。
-すでに存在するエントリの順番は変更されない。
-
-.\"O The default is to append new entries to the end of the file. The last
-.\"O section (even if it only consists of the title line) should always
-.\"O exist, to ensure that new sections are created in the right place.
-.\"O The final section should be titled to reflect the fact that Info files
-.\"O with no more well specified location are appended to it.
-デフォルトでは新たなエントリをファイルの終わりに付け加える。
-最後のセクションは、
-タイトル行だけであっても常に存在していなけらばならない。
-これは新たなセクションが正しい場所に作られるようにするためである。
-最後のセクションは、位置が正しく指定されていない
-Info ファイルがそこに付け加えられるようにタイトルを付けなければならない。
-
-.\"O If there is already an entry for the Info file being installed it is
-.\"O replaced in situ with the new entry.
-Info ファイルのエントリがすでにインストールされていたら、
-その位置で新たなエントリに置き換えられる。
-
-.\"O If a section is specified when removing an entry the section is
-.\"O ignored and a warning is issued.
-エントリ削除時にセクションを指定すると、
-セクションは無視され警告が発せられる。
-
-.\"O If a section is requested when adding an entry but the file contains
-.\"O no section headings at all then
-.\"O .B install-info
-.\"O will create both the requested section and a Miscellaneous section at
-.\"O the end of the file.
-エントリを加えるときにセクションが必要となるにもかかわらず
-ファイルにセクション見出しが一つもなかったら、
-.B install-info
-は必要となるセクションとファイルの終わりの
-Miscellaneous というセクションとの両方を作る。
-.TP
-.BI \-\-infodir= infodir
-.\"O Specifies that the
-.\"O .B dir
-.\"O file is, and the installed copy of the new Info file was, is or will
-.\"O be located in
-.\"O .IR infodir .
-.\"O The default is
-.\"O .BR /usr/info .
-.B dir
-ファイルと、インストールされる新たな Info ファイルのコピーとが
-.I infodir
-にあることを指定する。デフォルトは
-.B /usr/info
-である。
-.TP
-.BI \-\-align= nnn
-.\"O Specifies that the first line of the description should be indented at
-.\"O least
-.\"O .I nnn
-.\"O characters; extra spaces will be added as required. If necessary
-.\"O because of the length of the
-.\"O .B dir
-.\"O menu entry details it may be offset more. The default is 27.
-説明文の最初の行を少なくとも
-.I nnn
-字だけ字下げすべきものと指定する。余分な空白が必要なものとして加えられる。
-.B dir
-のメニューエントリの詳細の長さのため、
-より多くのオフセットが必要かもしれない。デフォルトは 27 である。
-.TP
-.BI \-\-calign= nnn
-.\"O Specifies that the second and subsequent lines of the description
-.\"O should be indented at least
-.\"O .I nnn
-.\"O characters. The default is 29.
-説明文の二行目以降の行を少なくとも
-.I nnn
-だけ字下げすべきものと指定する。デフォルトは 29 である。
-.TP
-.BI \-\-maxwidth= nnn
-.\"O Specifies that the maximum width for the Info file is
-.\"O .IR nnn .
-.\"O This is used when wordwrapping the descriptive text.
-.\"O The default is 79.
-Info ファイルの最大幅を
-.I nnn
-にする。説明文をワードラップするときに使われる。
-デフォルトは 79 である。
-.TP
-.B \-\-quiet
-.\"O Prevents the usual display of the new menu entry just before it is
-.\"O inserted, and of the messages announcing the replacement and removal
-.\"O of existing entries and the creation and deletion of sections.
-挿入される直前の新たなメニューエントリと、現存するエントリの置換・削除や
-セクションの作成・削除の案内のメッセージを表示しない。
-.TP
-.B \-\-help
-.\"O Causes
-.\"O .B install-info
-.\"O to display its usage information and exit.
-.B install-info
-の使用法を表示して終了する。
-.TP
-.B \-\-version
-.\"O Causes
-.\"O .B install-info
-.\"O to display its version and copyright information and exit.
-.B install-info
-のバージョンと著作権の情報を表示して終了する。
-.TP
-.BI \-\-description= xxx
-.\"O Specifies that the description to use after the menu entry in new or
-.\"O updated entries be
-.\"O .IR xxx .
-.\"O The default is to use the the value specified in the Info file itself;
-.\"O this is found by searching for a section of the form
-新規・更新のメニューエントリの説明文を
-.IR xxx
-とする。デフォルトでは Info ファイル自身の中で指定された値を使う。これは
-.br
-.B START\-INFO\-DIR\-ENTRY
-.br
-.B * Auto-PGP: (auto-pgp). PGP under GNU Emacs.
-.br
-.B END\-INFO\-DIR\-ENTRY
-という形式のセクションを探すことで見つけられる。
-
-.\"O If the entry found in the Info file itself extends across several
-.\"O lines, each giving a menu entry, the text found in the file is used
-.\"O verbatim. In this case the alphabetic ordering scheme is turned off,
-.\"O and the entries are inserted at the top of section in question. In
-.\"O this case the
-.\"O .BR \-\-menuentry ", " \-\-maxwidth ", " \-\-align ", " \-\-calign
-.\"O .RB " and " \-\-menuentry
-.\"O options are ignored.
-Info ファイルに見つかったエントリ自身がそれだけで数行に渡り、
-それぞれにメニューのエントリがある場合、
-ファイルの中に見つかったテキストがそのまま使われる。
-このときは、アルファベット順の配置は行われず、
-エントリは問い合わせのセクションの先頭に挿入される。また
-.BR \-\-menuentry ", " \-\-maxwidth ", " \-\-align ", " \-\-calign
-.RB ", " \-\-menuentry
-のオプションは無視される。
-
-.\"O If there is no
-.\"O .B dir
-.\"O entry in the file the program will try to find a paragraph early in
-.\"O the file starting
-.\"O .BR "this file documents" .
-.\"O It will capitalise the first character of the remainder, and use that.
-ファイルに
-.B dir
-エントリがなかったら、ファイルの最初のほうに
-.B "this file documents"
-で始まる段落がないかを見つけようとする。
-その後の最初の文字を大文字にしてそれを使う。
-
-.\"O It is an error for none of these methods to yield a description.
-これらの方法で説明文を得ることができなかったらエラーになる。
-
-.\"O If a description argument is given when
-.\"O .B \-\-remove
-.\"O is specified it is ignored and a warning is issued.
-.B \-\-remove
-が指定されたときには説明文の引数が与えられても無視され、警告が発せられる。
-.TP
-.BI \-\-menuentry= xxx
-.\"O Specifies that the entry in the menu should be
-.\"O .IR xxx .
-.\"O The default is to use the the value specified in the Info file itself.
-.\"O If this is not present the basename of the Info file is used
-.\"O .RB "(any " ".info " "is deleted, and the entry is made mixed case)."
-.\"O See above for details of the format expected for the menu entry in the
-.\"O Info file.
-メニューの中のエントリを
-.IR xxx
-とする。デフォルトでは、 Info ファイル自身の中で指定された値を使う。
-それがなかった場合は、
-Info ファイルのベースネームが使われる。.info が取り除かれ、
-大文字小文字混在のエントリ名が作られる。
-Info ファイルのメニューエントリの望ましい形式の説明については、
-上記の記述を参照されたい。
-
-.\"O When removing entries the value of the
-.\"O .B \-\-menuentry
-.\"O option must match the actual menu entry field in the menu item to be
-.\"O removed (case not significant). If
-.\"O .B \-\-menuentry
-.\"O is omitted no check on the menu entry is done.
-エントリを削除するとき、
-.B \-\-menuentry
-オプションの値は、削除されるメニューアイテムの
-実際のメニューエントリフィールドと一致しなければならない。
-.B \-\-menuentry
-を省略したときは、メニューエントリのチェックは行われない。
-.TP
-.B \-\-keep\-old
-.\"O Inhibits the replacement of existing entries and the removal of empty
-.\"O sections.
-現存するエントリの置換や空セクションの削除を行わない。
-
-.\"O If the file being installed alreay has an entry in the directory the
-.\"O old entry will be left alone instead of being replaced; the default is
-.\"O to overwrite any old entry found with the newly generated one.
-すでにインストールされているファイルが
-ディレクトリにエントリを持っている場合、
-古いエントリは置き換えられずそのまま残る。デフォルトでは、
-古いエントリはいずれも新規作成されたものによって置き換えられる。
-
-.\"O If
-.\"O .BR \-\-remove " is specified " \-\-keep\-old
-.\"O will prevent the removal of the section heading which would otherwise
-.\"O happen if the section is made empty by the removal.
-.B \-\-remove
-が指定されている場合、削除の結果セクションが空っぽになるかもしれないが、
-.B \-\-keep\-old
-はセクション見出しを削除しない。
-.TP
-.B \-\-test
-.\"O Enables test mode, which inhibits the update of the directory file.
-テストモードを有効にし、ディレクトリファイルを更新しない。
-.TP
-.B \-\-debug
-.\"O Enables debugging mode, in which the results of some internal
-.\"O processing steps are shown.
-デバッグモードを有効にし、内部の処理ステップをいくらか表示する。
-.\"O .SH "SEE ALSO"
-.SH "関連項目"
-emacs(1), info(1), gzip(1)
-.\"O .SH COPYRIGHT
-.SH 著作権
-Copyright 1994, Ian Jackson.
-.B install\-info
-is free software; see the GNU General Public Licence version 2 or
-later for copying conditions. There is
-.I no
-warranty.
-.SH 翻訳者
-関戸 幸一 <sekido@mbox.kyoto-inet.or.jp>
-.SH 翻訳者注
-このマニュアルページは dpkg パッケージに付属の
-.BR install-info (8)
-の日本語訳である。
-翻訳対象は CVS revision が 1.3 のものである。
-
diff --git a/doc/ja/md5sum.1 b/doc/ja/md5sum.1
deleted file mode 100644
index 9d3d242cc..000000000
--- a/doc/ja/md5sum.1
+++ /dev/null
@@ -1,86 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\"WORD: message digest メッセージダイジェスト
-.\"WORD: checksum チェックサム
-.\"WORD: check 照合
-.\"original revision: 1.2
-.TH MD5SUM 1 "29th November 1995" "Lankester et al" "Debian GNU/Linux"
-.SH 名前
-md5sum \- MD5 メッセージダイジェストを作成・照合する。
-
-.SH 書式
-.B md5sum
-[-bv] [-c [file]] | [file...]
-
-.SH 説明
-.B md5sum
-は、MD5 チェックサムを作成、もしくは MD5 チェックサムの照合を行う。
-チェックサムを生成するアルゴリズムは比較的高速であり、ほとんどの
-場合で十分堅牢である。このアルゴリズムの厳密な仕様については
-.I RFC 1321
-を参照されたい。
-
-通常
-.B md5sum
-は、引数に与えられたすべてのファイルのチェックサムを作成し、
-チェックサムとそのファイル名を一行ずつ出力する。しかし、
-.B -c
-オプションが指定された場合、引数にはファイル名がひとつだけ許される。
-引数に与えられたファイルには、チェックサムとそのファイル名が記述さ
-れていなければならない。記述されたファイルに対する実際のチェックサ
-ムが、記述されたチェックサムと照合される。詳細はオプション
-.B -c
-の項目を参照されたい。
-
-.SS オプション
-.TP
-.B -b
-バイナリモードを使用する。UNIX 環境では、バイナリモードとノーマルモー
-ドの違いは、出力されるファイル名の前にアスタリスクが付くのみである。
-.TP
-.B -c
-.I file
-中に記述された全てのファイルの md5sum を実際のチェックサムと
-照合する。引数に与えるファイルの形式は
-.B md5sum
-の出力と同じである。つまり、ファイル中の各行につきひとつのファイル
-が記述される。その形式は、
-
-.B <MD5 checksum> <filename>
-
-である。例えば、次のようにファイルを作成して、そのメッセージダイジェスト
-を計算する。
-
-.B echo foo > md5-test-file; md5sum md5-test-file
-
-この場合、
-.B md5sum
-は次のような報告をする。
-
-.B d3b07384d113edec49eaa6238ad5ff00\ md5-test-file
-
-.TP
-.B -v
-詳細表示。(-c オプションで)照合する場合はファイル名を出力する。
-
-.SH バグ
-MD4 メッセージダイジェストアルゴリズムが 1995 年 10 月に破られた。
-同系である MD5 も以前ほど安全とは言えないであろう。
-
-このマニュアルページは不正確であり、他のマニュアルページと整合性
-のある書式でない。
-
-.B md5sum
-は
-.BR --help
-のような標準的なオプションが使えない。
-
-.SH 著者
-
-.B md5sum
-は、元々 by Branko Lankester により書かれ、その後 Colin Plumb と
- Ian Jackson (ijackson@gnu.ai.mit.edu) により書き変えられた。
-マニュアルページは Juho Vuori (javuori@cc.helsinki.fi) により追加された。
-
-.SH 翻訳者
-
-鍋谷 栄展 <nabe@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/start-stop-daemon.8 b/doc/ja/start-stop-daemon.8
deleted file mode 100644
index 7dbd2c889..000000000
--- a/doc/ja/start-stop-daemon.8
+++ /dev/null
@@ -1,249 +0,0 @@
-.\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
-.\"original revision: 1.11
-.\"
-.\" Translated Wed May 13 17:28:56 JST 1998
-.\" by Hidenobu NABETANI <nabetani@kern.phys.sci.osaka-u.ac.jp>
-.\"
-.\" WORD: infomational message 参考情報
-.\" WORD: instance インスタンス
-.\"
-.TH START\-STOP\-DAEMON 8 "15th March 1997" "Debian Project" "Debian GNU/Linux"
-.SH 名前
-start\-stop\-daemon \- システムデーモンプログラムの起動、停止
-.SH 書式
-.B start-stop-daemon
-.BR -S | --start
-.IR options
-.RB [ \-\- ]
-.IR arguments
-.HP
-.B start-stop-daemon
-.BR -K | --stop
-.IR options
-.HP
-.B start-stop-daemon
-.BR -H | --help
-.HP
-.B start-stop-daemon
-.BR -V | --version
-.SH 説明
-.B start\-stop\-daemon
-はシステムレベルのプロセスの生成・停止を制御するために使用される。
-また、
-.BR --exec ", " --pidfile ", " --user ", and " --name " options,"
-はオプションを与えることで、実行中のプロセスを見つけることができる。
-
-.BR --start
-を使用すると、
-.B start\-stop\-daemon
-は指定されたプロセスが存在するかを調べる。
-該当するプロセスが存在する場合、
-.B start\-stop\-daemon
-は何もせず、エラーステータス 1 を返して終了する(
-.BR --oknodo
-が指定された場合は、0 を返す)。該当するプロセスが存在しない場合、
-.BR --exec
-により(又は、
-.BR --startas
-が指定された場合はこれにより
-)指定される実行ファイルを起動する。
-コマンドライン上で
-.BR --
-以降に与えられた任意の引数は起動されるプログラムにそのまま引き
-渡される。もし
-.B --retry
-が指定された場合、start-stop-daemonはそのプロセスが終了したかどうかを
-確認する。
-
-.BR --stop
-を使用すると、
-.B start\-stop\-daemon
-は指定されたプロセスが存在するかを調べる。該当するプロセスが存在す
-る場合、
-.B start\-stop\-daemon
-は
-.BR --signal
-により指定されたシグナルをそのプロセスに送り、エラーステータス 0
-を返して終了する。該当するプロセスが存在しない場合、
-.B start\-stop\-daemon
-はエラーステータス 1 を返して終了する(
-.BR --oknodo
-が指定された場合は 0 を返す)。
-
-.SH オプション
-
-.TP
-\fB-x\fP|\fB--exec\fP \fIexecutable\fP
-(
-.B /proc/
-.I pid
-.B /exe
-により)指定された executable のプロセスを調べる。
-.TP
-\fB-p\fP|\fB--pidfile\fP \fIpid-file\fP
-.I pid-file
-で指定されるプロセスIDを持つプロセスを調べる。
-.TP
-\fB-u\fP|\fB--user\fP \fIusername\fP|\fIuid\fP
-.I username
-または
-.I uid
-で指定されるユーザが所有するプロセスを調べる。
-.TP
-\fB-n\fP|\fB--name\fP \fIprocess-name\fP
-(
-.B /proc/
-.I pid
-.B /stat
-により)
-.I process-name
-という名のプロセスを調べる。
-.TP
-\fB-s\fP|\fB--signal\fP \fIsignal\fP
-.BR --stop
-が与えられた時、プロセスを停止するために送るシグナルを指定する
-(デフォルトは 15)。
-.TP
-\fB-R\fP|\fB--retry\fP \fItimeout\fP|\fIschedule\fP
-同時に
-.BR --stop
-が与えられると
-.B start-stop-daemon
-はどのプロセスを終了させるかを確認する。
-マッチした実行中のプロセスが全て終了するまで繰り返し確認する。
-もしプロセスが終了しなければ、
-.I schedule
-により決定される
-別のアクションが実行される。
-もし
-.I timeout
-が
-.I schedule
-のかわりに指定されていると、
-.IB signal / timeout /KILL/ timeout
-が使われる。ここで
-.I signal
-は
-.BR --signal
-で指定されるシグナルである。
-
-.I schedule
-はスラッシュ
-.RB ( / )
-で区切られた少なくとも2つの要素からなるリストである。
-それぞれの要素は
-.BI - signal-number
-もしくは [\fB\-\fP]\fIsignal-name\fP
-の場合は送るべきシグナル、
-.IR timeout
-の場合はプロセスが終了するのを待つ秒数、
-.BR forever
-の場合はもし必要なら残りの
-.I schedule
-を繰り返し適用することを意味する。
-
-もし
-.I schedule
-を全て使って、
-.BR forever
-が指定されていない場合は、
-.B start-stop-daemon
-はエラー状態 2 で終了する。
-もし
-.I schedule
-が指定されていれば、
-.B --signal
-で指定したシグナルは無視される。
-同時に
-.B --start
-が与えられると、
-.I pathname
-により指定されるプロセスを起動する。このオプションが指定されない場合、
-.B --exec
-に与えられる引数がデフォルトになる。
-.TP
-.BR -t | --test
-実行しようとする処理内容を出力し,それに伴い適切な返り値が設定される
-が、実際の処理は行わない。
-.TP
-.BR -o | --oknodo
-処理が何も行われない(又は、行なわれようともしなかった)場合、
-終了ステータス 1 のかわりに 0 を返す。
-.TP
-.BR -q | --quiet
-参考情報を出力しない。エラーメッセージのみ表示。
-.TP
-\fB-c\fP|\fB--chuid\fP \fIusername\fR|\fIuid\fP
-処理を開始する前に指定されたユーザ名/ユーザ ID に変更する。
-.BR ':'
-の後に
-グループ名またはグループ ID を与えることによりグループも指定できる。
-これは `chown' コマンドと同じ書式 (\fIuser\fP\fB:\fP\fIgroup\fP)
-である。このオプションを
-使用した時には、
-.B --group
-オプションが指定されていない場合であってもプライマリグループと
-補助グループは同様に設定されることを理解していなければなら
-ない。
-.B --group
-オプションは、(
-.B nobody
-のような一般的ユーザに対してプロセス単位でグループに追加するというように)
-ユーザが通常のメンバーでないグループを指定する場合にのみ使用する。
-.TP
-\fB-r\fP|\fB--chroot\fP \fIroot\fP
-処理を開始する前に、
-.I root
-に chdir と chroot を実行する。pidfile は chroot 後に、書き出されること
-に注意する。
-.TP
-.BR -b | --background
-典型的には、デーモンプロセスを切り離せないプログラムで使用される。このオプ
-ションを指定した場合、
-.B start-stop-daemon
-は自分自身を対象プロセスの実行前に fork し、以後バックグラウンドで処理を行う。
-.B 警告: start-stop-daemon
-は
-.B 何らかの理由
-によって処理の実行に失敗した場合に、その終了ステータスをチェックできない。
-このオプションは最終手段であり、自分から fork することに意味のないプログ
-ラムや、fork を自分で行うためのコードを追加できないプログラムのみでの使用
-を意図している。
-.TP
-.BR -N | --nicelevel
-プロセスを開始する前にプロセスのプライオリティを変更する。
-.TP
-.BR -m | --make-pidfile
-自分自身で PID ファイルを作成しないプログラムを起動する際に使用する。
-このオプションにより、処理の実行直前に
-.B start-stop-daemon
-は
-.B --pidfile
-で参照されるファイルを作成し、配置する。このファイルはプログラムの
-停止時に削除されないことに注意されたい。
-.B 注意:
-このオプションは動作しない場合がある。特に、プログラムの実行時にその
-メインプロセスから fork するようなプログラムでは正しく動作しない。
-このため、通常は
-.B --background
-オプションと併用する場合にのみ有用である。
-.TP
-.BR -v | --verbose
-詳しい参考情報を出力する。
-.TP
-.BR -H | --help
-ヘルプ情報を出力して終了する。
-.TP
-.BR -v | --verbose
-バージョン情報を出力して終了する。
-
-.SH 著者
-Marek Michalkiewicz <marekm@i17linuxb.ists.pwr.wroc.pl>
-がIan Jackson <ian@chiark.greenend.org.uk>による以前のバージョンを
-元に作成。
-
-このマニュアルは Klee Dienes <klee@mit.edu> によって書かれた。
-一部 Ian Jackson による整形。
-
-.SH 翻訳者
-鍋谷 栄展 <nabe@debian.or.jp>
diff --git a/doc/ja/update-alternatives.8 b/doc/ja/update-alternatives.8
deleted file mode 100644
index af7a71808..000000000
--- a/doc/ja/update-alternatives.8
+++ /dev/null
@@ -1,352 +0,0 @@
-.\" update-alternatives.8
-.\" This man page is copyright 1997 Charles Briscoe-Smith
-.\" This is free documentation; you can redistribute it and/or modify
-.\" it under the terms of the GNU General Public License as published
-.\" by the Free Software Foundation; either version 2 of the License, or
-.\" (at your option) any later version. There is NO WARRANTY. You can
-.\" find the GNU GPL in /usr/share/common-licenses/GPL on any Debian system.
-.\"
-.\"WORD: action アクション
-.\"WORD: parameter 引き数
-.\"WORD: generic name 一般名
-.\"WORD: alternative 選択肢
-.\"
-.TH UPDATE-ALTERNATIVES 8 "19 January 1998" "Debian Project" "dpkg utilities"
-.SH 名前
-update-alternatives \- シンボリックリンクを管理してデフォルトのコマンドを決定する
-.SH 書式
-.B update-alternatives
-.RI [ options ]
-.B --install
-.I link name path priority
-.RB [ --slave
-.I link name
-.IR path ]...
-.PP
-.B update-alternatives
-.RI [ options ]
-.B --remove
-.I name path
-.PP
-.B update-alternatives
-.RI [ options ]
-.B --auto
-.I name
-.PP
-.B update-alternatives
-.RI [ options ]
-.B --display
-.I name
-.PP
-.B update-alternatives
-.RI [ options ]
-.B --config
-.I name
-.SH 説明
-.B update-alternatives
-は Debian の alternatives システムを成すシンボリックリンクを
-生成・削除・管理したり、リンクの情報を表示したりする。
-.PP
-同じ機能を (あるいは似たような機能を) 持つ複数のプログラムを
-一つのシステムにインストールし、共存させることができる。
-例えば多くのシステムでは、複数のテキストエディタを共存させている。
-これにより、システムのユーザは好みに応じて別々のエディタを
-使うことができるようになる。
-しかしプログラムにとっては、
-特に指定がなかったときにどのエディタを起動すれば良いのかという、
-なかなか難しい問題を抱えることになる。
-.PP
-Debian の alternatives システムは、この問題を解決するためのものである。
-同じ機能を提供し、互いに置き換え可能な全てのファイルは、
-ファイルシステム中の「一般名 (generic name)」を共有する。
-その一般名が実際にどのファイルを参照するかは、
-alternatives システムとシステム管理者とが決定する。
-例えば、テキストエディタである
-.BR ed (1)
-と
-.BR nvi (1)
-の両方がシステムにインストールされていたとすると、
-一般名である
-.I /usr/bin/editor
-は、デフォルトでは
-.I /usr/bin/nvi
-を参照する。システム管理者はこれを上書きし、
-.I /usr/bin/ed
-を参照させるようにすることもできる。こうすると、
-その後明示的なリクエストがなければ、
-alternatives システムはその設定を変更しない。
-.PP
-一般名は、選ばれた「選択肢 (alternative)」への直接のシンボリックリンクではなく、
-.I alternatives
-ディレクトリにある名前へのシンボリックリンクになっている。
-そしてその名前が実際に参照されるファイルへのシンボリックリンクになっている。
-こうなっている理由は、システム管理者の変更が
-.I /etc
-ディレクトリ以下で行われるようにするためである。
-なぜこうするのが良いかについては FHS に説明がある。
-.PP
-置き換え可能な一群のファイル中のどれかを含むパッケージが
-インストール・変更・削除されると、
-.B update-alternatives
-が呼ばれ、そのファイルに対する alternatives システムの内部情報を更新する。
-.B update-alternatives
-は、通常 Debian パッケージの
-.B postinst
-または
-.B prerm
-スクリプトから呼び出される。
-.PP
-複数の選択肢を同期させ、グループとして変更すると便利なことが多い。
-例えば
-.BR vi (1)
-エディタのいろいろな派生システムが同時にインストールされていたとすると、
-.I /usr/share/man/man1/vi.1
-が参照する man ページは、
-.I /usr/bin/vi
-が参照する実行ファイルに対応しているべきであろう。
-.B update-alternatives
-は、
-.I master
-リンクと
-.I slave
-リンクによってこれを取り扱う。
-master が変更されると、それに関連づけされた各 slave も同時に変更される。
-master リンクとそれに関連づけされた slave とは、
-.I "リンクグループ"
-を形成する。
-.PP
-各リンクグループは、いかなる時点においても、
-automatic または manual の 2 つのモードのいずれかにある。
-グループが automatic モードにある場合は、
-パッケージのインストール・削除の際に
-リンクを更新するかどうか/どのように更新するかは、
-alternatives システムが自動的に決定する。
-manual モードでは、
-alternatives システムはリンクを変更しない。
-システム管理者が行った決定がずっと保存される。
-.PP
-リンクグループは、システムに導入されると、まず automatic モードになる。
-システム管理者がその設定を変更すると、次に
-.B update-alternatives
-がリンクグループに対して実行されたときに変更が認識され、
-そのリンクグループは自動的に manual モードに切り換わる。
-.PP
-各選択肢は
-.I priority
-属性を持っている。リンクグループが automatic モードにあるときは、
-.I priority
-のもっとも高いものが、
-そのグループのメンバーが参照する選択肢になる。
-.PP
-.I --config
-オプションを用いると、
-.B update-alternatives
-は与えられた master リンクのリンクグループに対応する選択肢をすべてリストする。
-そしてそのリンクグループにどれを対応させるかを問い合わせる
-プロンプトが表示される。
-ここで変更を行うと、その一般名は
-.I auto
-モードではなくなる。 automatic 状態に戻すには、
-.I --auto
-オプションを用いる必要がある。
-.SH 用語
-.B update-alternatives
-の動作は極めて複雑なので、ここでいくつか特殊な用語を説明し、
-動作の理解の助けとしたい。
-.TP
-一般名 (generic name)
-.I /usr/bin/editor
-のような名前。 alternatives システムによって
-同様の機能を持つ複数のファイルのどれかひとつを参照する。
-.TP
-symlink
-特に他に指定がなければ、これは alternatives ディレクトリ内の
-シンボリックリンクを意味する。システム管理者が調整の対象とするものである。
-.TP
-選択肢 (alternative)
-ファイルシステム中の特定のファイル。
-alternatives システムによって、
-一般名からアクセスされるようにできる。
-.TP
-alternatives ディレクトリ
-symlink を保持するディレクトリ。デフォルトは
-.IR /etc/alternatives 。
-.TP
-administrative ディレクトリ
-.B update-alternatives
-の状態情報を保持するディレクトリ。デフォルトは
-.IR /var/lib/dpkg/alternatives 。
-.TP
-リンクグループ
-関連する symlink のセット。グループごと更新するためのもの。
-.TP
-master リンク
-リンクグループに属するリンクで、
-グループの他のリンクの設定を決定するもの。
-.TP
-slave リンク
-リンクグループに属するリンクで、
-master リンクの設定によって制御されるもの。
-.TP
-automatic モード
-リンクグループが automatic モードにあるときは、
-そのグループに対応しており、
-かつもっとも高い priority を持つ選択肢をグループ内の各リンクが参照する。
-この調整は alternatives システムが自動的に行う。
-.TP
-manual モード
-リンクグループが manual モードにあるときは、
-alternatives システムはシステム管理者の設定を一切変更しない。
-.SH オプション
-.B update-alternatives
-に何らかの意味のある仕事をさせるには、
-アクションを 1 つだけ指定しなければならない。
-共通オプションは、どのアクションともいっしょに、いくつでも指定してかまわない。
-.SS 共通オプション
-.TP
-.B --verbose
-.B update-alternatives
-が行っている作業に付いて、より詳細なコメントを生成する。
-.TP
-.B --quiet
-エラー以外のコメントを出さない。
-このオプションはまだ実装されていない。
-.TP
-.B --test
-実際の作業は何もせず、行う予定の作業について表示する。
-このオプションはまだ実装されていない。
-.TP
-.B --help
-利用法に関する表示を行う
-.RB ( update-alternatives
-のバージョンも表示する)。
-.TP
-.B --version
-.R update-alternatives
-のバージョンを表示する (利用法に関する表示も行う)。
-.TP
-\fB--altdir\fR \fIdirectory\fR
-alternatives ディレクトリをデフォルトから変えたいときに指定する。
-.TP
-\fB--admindir\fR \fIdirectory\fR
-administrative ディレクトリをデフォルトから変えたいときに指定する。
-.SS アクション
-.TP
-\fB--install\fR \fIlink gen path pri\fR [\fB--slave\fR \fIslink sgen spath\fR] ...
-選択肢のグループをシステムに追加する。
-.I gen
-は master リンクの一般名・
-.I link
-はその symlink の名前・
-.I path
-はここで導入される、 master リンクに対応した選択肢、である。
-.IR sgen ", " slink ", " spath
-はそれぞれ slave リンクの一般名・symlink・選択肢である。
-.B --slave
-オプションと、それに続く 3 つの引数のセットは、
-0 個以上いくつでも指定してよい。
-.IP
-指定した master の symlink が既に
-alternatives システムの記録に存在していると、
-与えられた情報はそのグループに対する
-新たな選択肢のセットとして追加される。
-グループが automatic モードにあり、
-新たに追加された選択肢の priority がそのグループに対して
-インストールされている他の選択肢のものより高いときには、
-symlink は新たに追加された選択肢を参照するように更新される。
-.TP
-\fB--remove\fR \fIname path\fR
-(master の) 選択肢とそれに関連する全ての slave リンクを削除する。
-.I name
-は alternatives ディレクトリ中の名前であり、
-.I path
-は
-.I name
-のリンク先に指定できる、絶対パスでのファイル名である。
-.I name
-が実際に
-.I path
-にリンクされている場合には、
-.I name
-は他の適切な選択肢を参照するよう更新される。
-あるいはそのような選択肢が残っていなければ削除される。
-関連する slave リンクも対応して更新 (削除) される。
-.I name
-が現在その
-.I path
-を参照していなければ、リンクの変更は行われない。
-その選択肢の情報が削除されるだけである。
-.TP
-\fB--auto\fR \fIlink\fR
-master の symlink
-.I link
-を automatic モードに変更する。
-この処理を行う際には、
-この master リンクと対応する各 slave は、
-現在インストールされている alterantive のうち、
-もっとも priority の高いものを参照するように更新される。
-.TP
-\fB--display\fR \fIlink\fR
-.I link
-を master リンクとするリンクグループの情報を表示する。
-表示される情報は、グループのモード (auto か manual か)・
-その symlink の現在の参照先・
-他に alternatives (とそれに対応した slave altarnative)
-があるかどうか・
-現在インストールされている選択肢のうち、
-もっとも priority の高いもの、である。
-.SH ファイル
-.TP
-.I /etc/alternatives/
-デフォルトの alternatives ディレクトリ。
-.B --altdir
-オプションによって変更できる。
-.TP
-.I /var/lib/dpkg/alternatives/
-デフォルトの administration ディレクトリ。
-.B --admindir
-オプションによって変更できる。
-.SH 終了ステータス
-.IP 0
-リクエストされたアクションが正しく実行された。
-.IP 2
-コマンドラインの解釈を行うときか、
-アクションを実行するときに問題が起った。
-.SH 診断メッセージ
-.B update-alternatives
-は、動作の最中に、いま何をやっているかを逐一標準出力にしゃべり続ける。
-問題が起きると、
-.B update-alternatives
-はエラーメッセージを標準エラー出力に出力し、
-終了ステータス 2 を返す。
-これらの診断メッセージは、読めばわかるはずである。
-もしわからなければ、バグとして報告して欲しい。
-.SH バグ
-バグを見つけたら、 Debian のバグ追跡システムを使ってレポートして欲しい。
-それ無理なら、著者に直接電子メールで送って欲しい。
-.PP
-もし
-.B update-alternatives
-の動作とこのマニュアルページの記述に矛盾があれば、
-実装か文書、どちらかのバグである。レポートをお願いしたい。
-.SH 著者
-Debian update-alternatives is copyright 1995
-Ian Jackson. It is free software; see the GNU General Public Licence
-version 2 or later for copying conditions. There is NO warranty.
-.PP
-This manual page is copyright 1997/98 Charles Briscoe-Smith.
-This is free documentation; see the GNU General Public Licence
-version 2 or later for copying conditions. There is NO WARRANTY.
-.PP
-You can find the GNU GPL in /usr/share/common-licenses/GPL on any Debian system.
-.SH 関連項目
-.BR ln (1),
-FHS, the Filesystem Hierarchy Standard.
-.SH 日本語版翻訳
-中野武雄 <nakano@apm.seikei.ac.jp>
-.SH 翻訳者注
-このマニュアルページは dpkg パッケージに付属の
-.BR update-alternatives (8)
-の日本語訳である。
-翻訳対象は CVS revision が 1.7 のものである。
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